VM Player 3.0 にて、CentOS 5.5 をインストールする

CentOSは扱ったことがないのですが、必要になったため、以下の要領でセットアップしました、というメモを残しておきます。
(あとで必要に応じて修正する予定)

 

1.ISOイメージのダウンロード

事前に、CentOS 5.5 のDVD ISO イメージをダウンロードしておきます。

 

2.VMware Playerの起動

VMware Playerを起動し、「新規仮想マシンの作成」を選択します。

 

3.「新規仮想マシン作成ウィザードへようこそ」画面

インストーラディスクイメージファイル」を選択し、事前にダウンロードしておいたファイルを選択、「次へ」ボタンを押します。

 

4.「仮想マシンの名前」画面

仮想マシン名・格納場所は任意のものを指定します。

 

5.「ディスク容量の指定」画面

「ディスクの最大サイズ:80.0GB」へと変更しておきます。

 

6.「仮想マシンを作成する準備完了」画面

特に問題がなければ、「完了」ボタンを押します。

 

7.「ソフトウェアの更新」画面

VMware Tool Linux版」が表示される場合、「ダウンロード」を選択し、事前にインストールしておきます。

 

8.「CD Found」画面

メディアのチェックは不要なので、「SKIP」を選択します。

 

9.言語の選択

CentOSのインストール画面が起動したら、「Next」、言語は「Japanese」を選択します。

 

10.警告画面

「全てのデータを消去して〜」と表示されるので、「はい」を選択します。

 

11.パーティション設定画面

以下を選択し、「次」ボタンを押します。

 

12.パーティションの設定
  • /dev/sda1/boot
  • /dev/sda2
    • デフォルトで存在しているLVMボリュームを削除後、「LVM」ボタンにて新規作成
    • LVMボリュームグループの作成画面にて、「追加」ボタンで以下を追加します。
      • あとでいろいろと入れるため、容量は適度に切っておきます。
      • usrやhomeが少ない場合、インストールが失敗する可能性あり。

 

論理ボリューム名 ファイルシステムタイプ マウントポイント サイズ(MB)
LVroot ext3 / 1024
LVswap swap N/A 2048
LVtmp ext3 /tmp 8192
LVusr ext3 /usr 8192
LVhome ext3 /home 5120
LVvar ext3 /var 38784
LVopt ext3 /opt 18432


 

13.ブートローダの設定

特に変更しません。

 

14.ネットワークデバイスの設定

 

15.地域

デフォルト

 

16.rootのパスワード

任意のパスワード

 

17.ソフトウェアインストールの指定

「今すぐカスタマイズする」を選択し、「次」ボタンを押します。

必要に応じてインストールする。(ここでは以下のものをインストール)

区分 ソフトウェア名
デスクトップ環境 GNOME デスクトップ環境
アプリケーション エディタ
アプリケーション グラフィカルインターネット
アプリケーション テキストベースのインターネット
開発 開発ツール
開発 開発ライブラリ
サーバー Webサーバー
サーバー サーバー設定ツール
ベースシステム X Windows System
ベースシステム システムツール
ベースシステム ベース
ベースシステム 管理ツール
言語 日本語のサポート

 

18.再起動

 

19.ファイアウォールの設定

有効なままとします。

 

20.SELinux

開発環境であるため、無効にしておきます。

 

21.Kdump

開発環境であるため、無効にしておきます。

 

22.日付と時刻

後ほど設定するため、デフォルトのままとしておきます。

 

23.ユーザの作成

任意のユーザを作成します。

 

24.サウンドカード

デフォルトのままとします。

 

25.追加のCD

デフォルトのままとします。

 

26.再起動

 

27.ネットワーク設定の変更

仮想マシン設定(VM→設定)の「ネットワークアダプタ」より「ブリッジ」を選択します。

これで外部へのアクセスが可能となります。

 

28.再起動

 

29.日付の設定

システム→管理→日付と時刻より、NTPサーバを設定します。

  • ntp1.jst.mfeed.ad.jp
  • ntp2.jst.mfeed.ad.jp
  • ntp3.jst.mfeed.ad.jp

 

30.解像度の追加
  • VMwareToolより、解像度を追加します。
  • vmware-tools-distrib を解凍し、「vmware-install.pl」を実行する
  • 再起動後、解像度が増える

 

31.リポジトリの追加

今後必要になるかもしれないため、非公式のリポジトリを追加しておきます。

# rpm --import http://dag.wieers.com/rpm/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt
# wget http://apt.sw.be/redhat/el5/en/i386/RPMS.dag/rpmforge-release-0.3.6-1.el5.rf.i386.rpm 
(→保存完了を確認)


# rpm -K rpmforge-release-0.3.6-1.el5.rf.i386.rpm
(→「OK」を確認)


# rpm -i rpmforge-release-0.3.6-1.el5.rf.i386.rpm
# sed -ie 's/enabeld = [01]/enabled = 0/' /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo
# yum --enablerepo=rpmforge list
(→リストが表示されればOK)

 

参考

金子研究室 - Cent OS バージョン 5.5 のインストールと設定
http://www.db.is.kyushu-u.ac.jp/computer/linux/install.html