7/23に開催されたDGCPUG信州 キックオフ勉強会(機械学習/TensorFlow)に参加しました。資料は以下にまとまっています。
GCPUG信州 キックオフ勉強会(機械学習/TensorFlow) - connpass
会場は岡谷市のイルフプラザのIT研修室でした。各机に電源コンセントの他、設備としてプロジェクタやスクリーンがありました。
生涯学習館(イルフプラザ3階 カルチャーセンター) - 岡谷市ホームページ
また、ギークラボ長野を会場にして、リモート中継も行われました。
GCPUG信州キックオフ リモート中継会場 - GEEKLAB.NAGANO | Doorkeeper
当日の様子と映像がTogetterにまとめられています。
GCPUG信州 第1回勉強会まとめ(2016/7/23) - Togetterまとめ
Google関係で自分がさわったことがあるのは、GoogleAppEngineやGoogleAppsScriptだけでした。そのため、機械学習はよく分からないのに参加していいのか悩みました。ただ、アジェンダでは機械学習以外にもいろいろと含まれていたため、参加を決めました。
勉強会では
などについて、自分で試す時のキーワードを拾うことができました。発表者のみなさま、ありがとうございました。
以下にメモを残しておきます*1。
Google Cloud Platform (Shinmetalさん)
Google Cloud Platformの全体像の分かりやすい説明を受けました。
Datacenter as a ComputerやGoogleのネットワーク専用線、AIで電力管理などスケールの大きい話でした。
また、Regionに属しているリソースを使ったほうが楽ちんということで、実際に使ってみるときはその辺りも注目してみようと思いました。
BigQueryのデモもありました。1億件超のデータを2秒強でまとめ上げたのを見て圧倒的な速度を実感しました。
Speech APIとほにゃららAPI (satoru_magさん)
Speech APIについてデモを交えながらのお話でした。
日本語の認識率はそれなりにあるものの、まだまだこれからのようでした。
ただ、これがあれば会議メモとか電話での問い合わせの記録が効率化できるので、今後に期待したいところです。
また、3日前に発表されたばかりのCloud Natural Language APIについてもふれられており、これはこれで凄いと感じました。
Tensor Flow (Shuhei Fujiwaraさん)
TensorFlowについてのお話と、Googleが提供している各APIについてのお話でした。
ライブラリであるTensorFlowの設計思想や使い方、Googleの各APIとの関係が分かりやすかったです。
IoT機器でCloud Vision APIを使ってみる (kopayutaponさん)
Cloud Vision APIを中心とした紹介がありました。
収集できるデータの都合上、特殊な用途はTensorFlow、一般的なのはCloud Vision APIが良いとのことでした。
自分に画像まわりの知識がないため、「一度縮小し、単純拡大すればモザイクになる」というところで、「ほー」となりました。
GCPでDocker Google Container Engine紹介 (koda3さん)
Dockerを使いたくなるセッションでした。
VMとDockerのざっくりした違いが資料のp14とp15で図解されていてイメージがしやすかったです。
また、一つのDockerコンテナの中には、一つのアプリ(責務)を入れると良いとの解説も参考になりました。
GCEをTensorFlowの「計算エンジン」にする (stealthinuさん)
ディープラーニングのざっくりした説明から、Google Compute Engineで使うためのTipsなどの紹介がありました。
スライドの中に図があったので、どんなことをやるかのイメージがわきました。
また、gcloudコマンドの良いところやAnsibleを使うところも参考になりました。
プレゼント抽選会など
GDG信州で見かけた、おみくじによる抽選会がありました。
自分はGoogle Cloud PlatformのTシャツをいただきました。ありがとうございました。
懇親会では、機械学習に興味を持って参加した非IT系の方々からお話を聞き、盛り上がりを感じました。また、生存バイアス的な話を聞いた時に、職種の壁を超えて意見が一致したことも嬉しかったです。祈ってます。
最後になりましたが、開催・運営をされたみなさま、ありがとうございました。