Robot Framework + Selenium2Library + robotframework-requestsで、静的ファイルが本当にあるのか確認する

以前、Robot Framework + Selenium2Libraryで、静的HTMLをテストしてみました。
Robot Framework + Selenium2Libraryで、静的HTMLをテストする - メモ的な思考的な

 
その時、

<img id="img_200" src="/static/image/a.png" alt="あの字" title="画像タイトル">

というHTMLに対し、

page should contain image  jquery=img[alt='あの字']

というテストコードを書きました。

 
しかし、実際にはそのテストコードは静的ファイルが存在するかまではチェックしていないため、

<!--存在する画像ファイル-->
<img id="img_200" src="/static/image/200.png" alt="存在します" title="画像タイトル">

<!--存在しない画像ファイル-->
<img id="img_404" src="/static/image/404.png" alt="存在しません" title="画像タイトル2">

というHTMLがあり、実際には

f:id:thinkAmi:20170809202012p:plain:w200

となっていた場合でも、

page should contain image  id=img_404
element should be visible  id=img_404

というテストがパスしてしまいます。

 
静的ファイルが本当にあるのかを確認する方法を探したところ、stackoverflowに robotframework-requests を使う方法が書かれていました。内部で requests を使っているようです。

そのため、今回 robotframework-requests を試してみます。

目次

 

環境

  • Mac OS X 10.11.6
  • Python 3.6.2
  • Google Chrome 60.0.3112.78 (stable)
  • ChromeDriver 2.31 (stable)
  • RobotFramework 3.0.2
  • robotframework-requests 0.4.7
  • Selenium2Library 1.8.1dev1
    • GitHubから現在の最新版をインストール
    • PyPIにある1.8.0では、Python3系だとエラーが出てインストールできない
  • Selenium 3.4.3
  • Bottle 0.12.13
    • Webアプリ用

 

実装

GitHubにあるREADMEのUsageに使い方があるため、それに従って実装してみます。

SettingsにLibraryを追加

今回、Selenium2Libraryも使うため、2つをSettingsに追加します。

*** Settings ***
Library  Selenium2Library
Library  RequestsLibrary

 

imgタグのsrc属性から、URLを取得

Get Element Attributeキーワードを使って、imgタグのsrc属性から対象の静的ファイルのURLを取得します。
Get Element Attribute | Selenium2Library

${src404} =  get element attribute  id=img_404@src
log to console  ${src404}
# => http://localhost:8084/static/image/404.png

 

セッションオブジェクトを作成

requestsと同様、 requests.Session オブジェクトを作成します。
Create Session | RequestsKeywords

今回は任意のセッション名とURLのみ指定していますが、他にもCookieなどいろいろと指定できますので、詳しくはドキュメントを見てください。

# 第一引数は任意のセッション名、第二引数はURL
create session  not-found-session  ${src404}

 

画像のURLをGET

stackoverflowにはGetキーワードが書かれています。

しかし、

  • ドキュメントでは Deprecated
  • 実行すると、 Deprecation Warning: Use Get Request in the future ワーニング

ですので、キーワード Get Request を代わりに使います。
Get Request | RequestsKeywords

なお、上記のstackoverflowによると、URLは URL is relative to the session URL とのことなので、今回も同じように / を指定します。

${response404} =  get request  not-found-session  /
log to console  ${response404}
#=> <Response [404]>

 

ステータスコードの検証

上記の通り、Get Requestキーワードの戻り値はResponseオブジェクトになります。

そのため、requestsのResponseオブジェクトの属性 status_code を使って、ステータスコードを検証します。
status_code - class requests.Response | Developer Interface — Requests 2.18.3 documentation

 
なお、検証で使うキーワードは Should Be Equal As IntegersShould Be Equal As Strings 、どちらでも同じ結果になります。

should be equal as integers  ${response404.status_code}  404
should be equal as strings  ${response404.status_code}  404

 
以上で、ファイルが存在しないことを確認できました。

 
なお、静的ファイルが存在することを確認するには、

${src200} =  get element attribute  id=img_200@src
create session  found-session  ${src200}
${response200} =  get request  found-session  /
should be equal as strings  ${response200.status_code}  200

となります。

 

ソースコード

GitHubに上げました。selenium2_library_sample/tests/の中にあるselenium_requests_test.robotファイルが今回のテストファイルです。
thinkAmi-sandbox/RobotFramework-sample