Office2003のVSTO構成を考える

開発環境については考えたので、
次は実際のVSTO構成を考えることにしたため、メモ。


■プロジェクトの種類について
対応するドキュメントは決まっているので、ドキュメントレベルのカスタマイズになりそうです。
ListObjectなどのホストコントロールも使用できるので、問題なさそうです。
MSDNライブラリ - Office ソリューションの開発の概要
MSDNライブラリ - アプリケーションおよびプロジェクトの種類別の使用可能な機能


■アプリケーションの配布方法について
なるべくコードなどで設定する項目を少なくするため、
発行による自動更新 + GPOでのバッチファイル配信によるセキュリティ適用の方向です。
(本当はClickOnceがほしい)


Web上ではWindows Installerによる配布の情報が多いため、
それらもまとめておきます。

  本体をmsi配布する方法の他、コードアクセスセキュリティのmsi配布についても記載されています。


今回は関係ないかもしれませんが、Webサーバへの発行方法も。
松崎 剛 Blog - Microsoft Office の Publish (発行) による自動更新 (Web サーバーへの発行)



■配置モデル
ドキュメント・アセンブリともネットワーク配置です。
セキュリティ的なところは注意するとして、更新が楽なのは良いですね。
MSDNライブラリ - 配置モデル (2003 システム)
MSDNライブラリ - ドキュメント レベルのカスタマイズの配置 (2003 システム)




■例外処理について
残念ながら、WindowsFormのような「Application.ThreadException」にて
例外を集約してキャッチするような方法はないとのことです。
すべてのイベントでの例外キャッチはツラい・・・。
Visual Studio Tools for Office フォーラム - アドイン開発における例外処理について


■開発資料
全体像をつかめる資料など。

  VisualStudio環境についてまとめられています。

  デバッグの方法や内容がまとめられています。

  日本語でここまで詳しく書いてあるのはありがたいです。

  いつか使うかも、なのでメモ。

  アセンブリ名には「コンマ(,)」はNG。

  VSTOに関するMSDNライブラリの目次です。眺めているだけでもやることがわかりそう。

  内容は古いですが、全体像はつかめます。

  サンプルコードもあり、全体像をつかめそうです。
  何気に、「追加情報」中のリソースへのリンクがありがたい。
  一部には、Safari Books Online へのリンクもあり。



■Office2007以降の情報