デブサミ2012に参加してきました (2/17)

去年行くことのできなかったデブサミに、
今年はなんとか行くことができました。
内容は大満足でして、忘れないうちに簡単なメモを残します。


Continuous DeliveryとJenkinsアブストラクト (川口 耕介 氏)
Jenkinsをやろうやろうとは思っているが先延ばししていた最近ですが、
これを聞いて、もう自分は乗り遅れていると感じました。
急いでキャッチアップしていかないと、と。




エンタープライズにおけるスマートデバイスアプリ開発の未来 (手塚 康夫 氏 / 苅田 修司 氏 )
今の環境は、スマートデバイスアプリについてはあまり縁のない感じなので、
今後のために現状などを聞きたく参加。
まだまだ混沌としているなぁという印象です。




言語の世界 (まつもと ゆきひろ 氏)
言語に関する、深いけれど分かりやすかったセッション。
これだけ言語を愛している方の作ったRubyであれば、
Rubyをやるのはとても面白そうだと感じました。
意思を操られてもいいくらいに。




マイクロソフトの変化を体現するAzureエバンジェリスト2人が語る今後10年を見越したオープン戦略 (砂金 信一郎 氏 / 佐藤 直生 氏)
Azureに関して知りたいと思っていたところで、参加。
.netだけかと思いきや、Node.jsまで本腰を入れているとは思いませんでした。
今後ひとまず触ってみようかと感じました。




アジャイルマニフェスト ディケイド (角谷 信太郎 氏)
この日記の最初のエントリはデブサミ2010の感想だったのですが、
そのエントリにいきなりはてなスターがついたことに驚いたことがあります。
そのスターを付けて頂けたのが、この方。


そのため、いつかセッションを聞いてみたいと思っていたのですが、
デブサミ2012で聞けることになり、非常に楽しみにしていました。


現状、アジャイルをどう取り入れていこうかといろいろと悩んでいますが、
「手法や名前にとらわれない」という話がひとつの解になりました。
アジャイルサムライも買おう。


プレゼンもうまく、すっと入ってきました。





ニフティクラウド 〜IaaSによる実践的システム構築と運用〜 (吉田 雄哉 氏 / 渡辺 一宏 氏 / 仲山 昌宏 氏 / 石田 健亮 氏 / 岸本 康二 氏 / 久保田 朋秀 氏 / 山口 亮介 氏)
国産クラウドとしての存在は知っていたものの、
どんなものかと知りたかったために参加。


個人ユーザとして利用するには敷居が高そうなこと、
ニフティクラウドでできることは他のクラウドでもできること、
ネットワークがそれなりに速そうだということが、印象に残りました。





From Legacy to Agile 〜レガシー開発からアジャイル開発へ〜 (野口 大輔 氏 / 塩谷 啓 氏)
現状に照らし合わせると、今回のデブサミでの一番の収穫があったセッション。


kwappaさんの講演は、角谷さんのセッションの「手法や名前にとらわれない」ことに対する、
一つの事例として参考になりました。


regtanさんの講演は、あるある過ぎて少々つらくなったところもありました。
それでも、前を向いて進むにはいろいろと参考になりました。


第二部の対談は、理想の組織の一つの事例だなぁと感じるくらい、実りの多いものでした。


突き刺さった内容としては、

  • 理不尽な理由につきあうほど人生は長くない
  • 覚悟を決める
  • マネージャ層の頭の中をToDo・見える化し、優先度の高いものからこなしていく
  • 問題を根性で解決するな

といったところです。



貴重なお話をたくさん聞くことができ、デブサミ関係者の皆様には本当に感謝です。
ありがとうございました。