最近、SSHが使えないレンタルサーバでBottleを使っているのですが、ファイルが増えてきたので、ファイルの文字コード・改行コードを一括で設定・変更したくなりました。
そこで、IntelliJ IDEAにてBottleアプリを作成・実行してみました*1。
環境
インストール
IntelliJ IDEA
デフォルトのままでインストールしました。
Python plugin
起動直後の画面にある、Configure > Plugins
より、Python
を選択してインストールします。
その後、IntelliJ IDEAを再起動します。
流れ
Bottleアプリのプロジェクトを作成
Create New Project
より、Pythonを選択します。
Python SDKのNewボタンより、Create Virtual Env
を選択し、virtualenv環境を作ります。Base Interpreterはインストールされている任意のPythonを選択します。
あとは特に何も選択せず、プロジェクトを作成します。
Bottleパッケージの導入
Tools > Manage Python Packages...
より、Manage Python Packagesウィンドウを開きます。
右上の+
ボタンを押して、Bottle
を追加します。これにより、Bottleの入力補完が効くようにもなりました。
参考:IntelliJ IDEA 12 Python Package Manager? - Stack Overflow
IntelliJ IDEAの設定変更
メニューの File > Settings...
から、エンコーディングと改行コードに関する設定を行います。
プロジェクトのエンコーディングを変更
エンコーディングをutf-8
にします。
- Editor > File Encodings
- Project Encoding:
utf-8
改行コードの変更
Windows以外でも使うため、改行コードをLF
にします。
- Editor > Code Style
- Line separator:
Unix and OS X (\n)
なお、新規ファイルを作成した時は、改行コードはn/a
になっていますが、コードを書いて開き直すとLF
に変更されていました。
Bottleアプリを作成
Bottleのサイトのトップページにあるコードをコピペして、hello.py
として保存します。
Bottle: Python Web Framework — Bottle 0.13-dev documentation
Bottleアプリを実行
保存後、hello.pyを選択して右クリックし、Run hello.py
を選択します。
すると、Runウィンドウに
Bottle v0.12.8 server starting up (using WSGIRefServer())... Listening on http://localhost:8080/ Hit Ctrl-C to quit.
と表示されます。
http://localhost:8080/hello/world
へとアクセスすると、
とブラウザに表示されました。
*1:Visual Studio 2015 + PTVS 2.2で試したかったのですが、「保存オプションの詳細設定」しか見当たらず、文字コード・改行コードを一括で変更する方法が分かりませんでした