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デブサミ2017の二日目に参加しました #devsumi

イベント

2/17にデブサミ2017に参加しました。
Developers Summit 2017 エンジニアとして生きる、技術の先にある現実に踏み出す

セッション資料は以下で公開されています。
デブサミ2017、講演関連資料まとめ:CodeZine(コードジン)

ここでは自分の感想やメモを残しておきます。誤りがあったらすみません。

 
目次

 

会場まわり

DevBooks

今年は書籍の他、技術系同人誌も販売されました。今までと異なり、通路ではなく一つの部屋を使っていたため、ゆっくり見られて良かったです。

また、気になった同人誌、

があったため、購入しました。

 

Ask the Speakerコーナー

今まで部屋にあったものが、今年は会場出てすぐに設営されていました。

気軽に質問できる距離感で、スピーカーの方への質問が初めてできました。

 

資料の公開について

タイムテーブルに資料が公開されるかが書かれていたため、資料の公開があるセッションは話を聞くことに集中できました。

 

【17-A-1】HoloLens とMixed reality がもたらす新しい世界

高橋 忍 氏 [日本マイクロソフト]

AR・VR・MRにガンガン手を出している同僚がいることもあり、自分もその雰囲気を知ろうと思って参加しました。

冒頭、

  • 外部イベントでの公開は初
  • 時間がないので詳細は毎月やっている別のセミナーで

とのことでしたが、HoloLensとMixed realityの雰囲気をつかむのには十分でした。

デモでは

  • 現実世界の床を認識して、仮想世界のボールが転がる
  • 現実世界の机を認識して、仮想世界のオブジェクトが机に隠れる
  • 空間にExcelを投影して、内容を確認する
  • 出張先で色々なオブジェクトを置けば、殺風景でなくなる

など、現実との境目がなくなりつつあるんだなと感じました。

 
HoloLensのスペックなどで印象に残ったのは、

  • ケーブルレスなコンピュータ, 単体で動く
  • シースルーレンズに投影
  • 電源は2時間くらい
  • ファンレスなので、静かに動作
  • OSはWindows10
    • Windows Updateもあるので、気をつけないと実行されてしまう
  • 光と光を重ね合わせて表現する
    • そのため、減光ができず、黒の表現ができない(黒は透明になる)
    • 炎天下では使用しづらい
  • 開発者用と商用では、HoloLensのハードは同じ
  • 2DはUWPアプリ、3Dは C++ & DirectX、もしくはVS2015 & Unity
  • アプリはWindowsストアアプリに出す

などです。

 
また、Ask the Speakerコーナーで、

を聞いたり、人数が集まればデモなどもとのことでした。

HoloLens、実機で見てみたいです。

 

【17-A-2】Re: ゼロから文化を創り、技術を伝承する ~客先常駐エンジニアと「社内勉強会」で築いた価値と変化

須賀 俊介 氏 [VSN]

社内勉強会がない会社から活発に行う会社への変化に関するセッションでした。

印象に残ったのは、

  • デブサミやコミュニティへの参加したのを受けて、社内でもやろうとした姿
  • 社内勉強会を支援する予算を用意すること
  • いわゆるIT系以外、エレクトロニクス系でも勉強会が発生

でした。

過去の諸先輩方の努力のおかげで勉強会があるのは、本当にありがたいと改めて感じました。

 

【17-B-L】エンジニアのキャリア形成における、フリーランスの位置付けとは

水野 竜与志氏、小山 哲志 氏 [ほげ技研]、林 英司 氏 [レバレジーズ]

フリーランスのお二方を交えた座談会形式のセッションでした。

印象に残ったのは、

  • 税金などの手続きは、色々なセミナーに参加して勉強
  • 発信する人に情報が集まる

でした。

話を聞く中で、一人でやるのは大変そうだと感じました。

 

【17-E-3】コンテナをフル活用した現場

坂部 広大 氏 [Wantedly,Inc]

Dockerをさわり始める中で、どのようにコンテナを活用しているのか気になり、参加しました。

前半は「The Twelve-Factor App」に関する話、後半は社内の課題解決のためにKubernetesを導入し、その後に起きた変化の話でした。

印象に残ったのは、

  • 2人でインフラを支えている
  • インフラ担当を権威化しない姿
    • リリースまで時間がかかっていた原因を一つずつ潰す
    • アプリ担当者でも簡単にリリースできるようにする
  • 必要なツールは自作し、OSSとして公開
  • 「インフラエンジニアは、運用保守ではなく、積極的にコードを書いて全体を最適化する」という意識

でした。

また、The Twelve-Factor AppやKubernetesについては、あとで調べてみようと思いました。

 

【17-E-4】【GitHub Enterpriseユーザ企業登壇!】企業文化にイノベーションを起こすモダンなソフトウェア開発環境とは?

根本 竜也 氏[マクニカネットワークス]、近藤 圭太 氏[レコチョク]、伊澤 好也 氏[フォーク]

レコチョク・フォークの2社について、

  • 導入前の状況
  • 導入で期待したこと
  • 導入後に変わったこと

に関するセッションでした。

印象に残ったのは、

  • お二方ともソースコードレビューがやりやすいとおっしゃっていた
  • フォーク社のトップが一番ノリノリだったおかげで、導入決定が速やかだった
  • G Suite(旧Google Apps) + GitHub EnterpriseでSAML認証している

でした。

 

【17-C-5】コミュニティとエンジニアの生き方(仮)

コミュニティには色々とお世話になっているので、気になって参加しました。

小林 由憲 氏[TickleCode]

いろんな勉強会の開催に関するセッションでした。

印象に残ったのは

  • 自分の望む勉強会がなかったという動機から勉強会を始めた
  • 勉強会の信条(クレド)をしっかり作成し、それに従って勉強会を開催
  • 参加者にスポットライトを当てる
    • 自己紹介の時間あり
    • 初学者や登壇経験のない人の発表を優先

でした。

 

阪田 浩一 氏

今回のデブサミで一番印象に残ったセッションでした。

特に、

  • 勉強会の運営に関わろう、なければ作ろう
    • 関西Javaエンジニアの会
  • いいなと思った勉強会も、何もしないと止まってしまう
    • 止まった後にやってほしかったなと思っても遅い
    • 人にはステージがあるので、交代できるようにしないと続かない
  • コミュニティは貢献で成り立つ
    • 好きな技術を搾り取って捨てるだけで良いのか
  • 「こうなりたい人」との時間と距離を近づけると、自分の普通が変わる
    • すごい人がどう考えどう準備しているのかを見て、自分に取り込む

などが印象に残りました。

また、声も大きくしっかりしていて、とても聞き取りやすいプレゼンでした。

 

【17-D-6】『もしもスクラムマスターがテストエンジニアだったら』(もしテス)

太田 健一郎 氏[SHIFT]、米沢 毅 氏[SHIFT]

テストエンジニアの観点から社内ツールを作成した時の話でした。

印象に残ったのは

でした。

 

【17-A-7】執筆を支える技術と技術書のトレンド

日高 正博 氏、高橋 征義 氏

タイトルが気になって参加しました。

落ち着いた雰囲気の中、Twitterに寄せられた会場の質問にも答えたり、お二人の掛け合いがうまかったりと、会場をうまく巻き込んでいました。

印象に残ったのは

  • 紙と電子書籍の違い
    • 紙は保守的、1-2年持ちそうなのを選ぶ
    • 電子書籍は、あとで更新すればいいかという意識で書ける
  • 同人誌の良いところ
    • 今ある技術を伝えられる
    • 「すごいですね」と直接言われる機会がある
  • 執筆を支える技術としてGit, CI, Dockerを使う
    • 人手だと作業がすぐに止まり、校正などの回転を素早く回せない
  • 書き手は届けたい人を想定する、間違うとお互いに不幸

でした。

 
また、Ask the Speakerコーナーで「著者のサインを電子書籍に頂く方法」を質問しました。

残念ながら今は良い方法がなく、色紙などで代替するしかなさそうでした。そのため、本当にお世話になった本は物理本として用意しておこうかなとも感じました。

 

 
最後になりましたが、今年もいろいろな話を聞くことができました。デブサミの関係者の皆様、ありがとうございました。

Python2で、type()関数を使うと<type 'instance'>が返ってきた

Python

Python2でprintデバッグをした際、インスタンスの型名が知りたくなりました。

type()関数を使ったところ、<type 'instance'>が返ってきたので、これは何だろうと思って調べた時のメモです。
type() | 2. 組み込み関数 — Python 2.7.x ドキュメント

 

環境

 

結果

Python2で古い形式でクラス定義をしていると、type()関数では<type 'instance'>が返ってくるようでした。
python - Why does type(myField) return <type 'instance'> and not <type 'Field'>? - Stack Overflow

 
そのため、<インスタンス>.__class__のように__class__属性を使うのが良いとのことです。
instance.class | 5. 組み込み型 — Python 2.7.x ドキュメント

 
ためしてみます。

type_instance.py

# -*- coding:utf-8 -*-

class Py2OldStyle1:
    pass

class Py2OldStyle2():
    pass
    
class Py2NewStyle(object):
    pass


if __name__ == "__main__":
    print('Python2の古い形式1: {}'.format(type(Py2OldStyle1())))
    print('Python2の古い形式2: {}'.format(type(Py2OldStyle2())))
    print('Python2の新しい形式: {}'.format(type(Py2NewStyle())))
    print('Python2の古い形式1で__class__を使う: {}'.format(Py2OldStyle1().__class__))
    print('Python2の古い形式2で__class__を使う: {}'.format(Py2OldStyle2().__class__))
    print('Python2の新しい形式で__class__を使う: {}'.format(Py2NewStyle().__class__))

 
実行してみます。

# Python 2.xの確認
$ python --version
Python 2.7.13

# 実行
$ python type_instance.py 
Python2の古い形式1: <type 'instance'>
Python2の古い形式2: <type 'instance'>
Python2の新しい形式: <class '__main__.Py2NewStyle'>
Python2の古い形式1で__class__を使う: __main__.Py2OldStyle1
Python2の古い形式2で__class__を使う: __main__.Py2OldStyle2
Python2の新しい形式で__class__を使う: <class '__main__.Py2NewStyle'>

__class__でクラス名を取得できました。

 
ちなみに、Python3.x系でも試してみたところ、

$ python --version
Python 3.6.0

$ python type_instance.py 
Python2の古い形式1: <class '__main__.Py2OldStyle1'>
Python2の古い形式2: <class '__main__.Py2OldStyle2'>
Python2の新しい形式: <class '__main__.Py2NewStyle'>
Python2の古い形式1で__class__を使う: <class '__main__.Py2OldStyle1'>
Python2の古い形式2で__class__を使う: <class '__main__.Py2OldStyle2'>
Python2の新しい形式で__class__を使う: <class '__main__.Py2NewStyle'>

となりました。

 
Python2.xの旧形式の表記は、Python3.xでは新形式の省略形として扱えるので、上記のような結果となりました。
Python class inherits object - Stack Overflow

Docker for Macにて、httpd:alpineのApacheを使ってみた

Docker Apache

初めてDockerをインストールし、Alpine LinuxApacheイメージを使ってみた時のメモです。

今回は以下の記事が参考になりました。ありがとうございました。
Dockerコマンドメモ - Qiita

目次

 

環境

 

Docker for Macのインストール

公式サイトから、stableチャンネルのDocker for Macをダウンロード・インストールします。
Get started with Docker for Mac - Docker

 

Visual Studio CodeでDockerfileを書く準備

Dockerfileのシンタックスハイライトなどを使いたいため、拡張Docker Supportを入れます。
Working with Dockerfiles in Visual Studio Code

 

Alpine LinuxApacheイメージをダウンロード

Docker Hubに行くとDocker Storeが案内されますので、そちらの内容に従って作業します。
httpd - Docker Store

 
今回はAlpine Linux版のApacheイメージを使うため、docker pullします。

# ダウンロード
$ docker pull httpd:2.4.25-alpine

2.4.25-alpine: Pulling from library/httpd
...
Status: Downloaded newer image for httpd:2.4.25-alpine


# 確認
$ docker images

REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             SIZE
httpd               2.4.25-alpine       4fa77c368fa6        2 weeks ago         94.8 MB

 

It Worksを確認

httpd:2.4.25-alpineイメージを使って、Apacheの「It Works」を確認します。

以下のオプションを付けて起動します。

  • pオプション:<ホストのポート>:<dockerのポート>で、ホストとDockerのポートをつなぐ
  • nameオプション:Dockerコンテナに名前をつける
# 起動
$ docker run -p 8081:80 --name it_works httpd:2.4.25-alpine

AH00558: httpd: Could not reliably determine the server's fully qualified domain name, using 172.17.0.2. Set the 'ServerName' directive globally to suppress this message
AH00558: httpd: Could not reliably determine the server's fully qualified domain name, using 172.17.0.2. Set the 'ServerName' directive globally to suppress this message
[xxxx] [mpm_event:notice] [pid 1:tid 140039857982280] AH00489: Apache/2.4.25 (Unix) configured -- resuming normal operations
[xxxx] [core:notice] [pid 1:tid 140039857982280] AH00094: Command line: 'httpd -D FOREGROUND'


# 確認
$ curl http://localhost:8081

<html><body><h1>It works!</h1></body></html>

 
なお、docker runのオプション位置を間違えるとエラーになり起動しません。

$ docker run -p 8081:80 httpd:2.4.25-alpine --name it_works

container_linux.go:247: starting container process caused "exec: \"--name\": executable file not found in $PATH"
docker: Error response from daemon: oci runtime error: container_linux.go:247: starting container process caused "exec: \"--name\": executable file not found in $PATH".

   

ローカルのファイルをコピーして起動

次は、DockerfileのCOPYコマンドを使って、Apacheのドキュメントルートへローカルのファイルをコピーして起動してみます。

Docker storeの記載を見ると、Alpine LinuxApacheのドキュメントルートは/usr/local/apache2/htdocs/でした。

./html/hello.html

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta lang="ja" />
    <meta charset="utf-8" />
    <title>hello</title>
</head>
<body>
    <p>Hello World</p>
</body>
</html>

 
Dockerfile

FROM httpd:2.4.25-alpine

COPY html /usr/local/apache2/htdocs/

 
ホスト側のディレクトリ構成

path/to/root
├── Dockerfile
└── html\
     └── hello.html

 
準備ができたので、Dockerイメージをビルドし、起動します。

# Dockerfileのあるディレクトリにいることを確認
$ ls -l

-rw-r--r--  1 you  staff   68  xxxx Dockerfile
drwxr-xr-x  3 you  staff  102  xxxx html


# Dockerイメージのビルド
$ docker build -t alpine:hello .

Sending build context to Docker daemon  5.12 kB
Step 1/1 : FROM httpd:2.4.25-alpine
 ---> 4fa77c368fa6
Successfully built 4fa77c368fa6


# Dockerイメージができたことを確認
$ docker images

REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             SIZE
alpine              hello               0118b8a13aeb        18 hours ago        94.8 MB
httpd               2.4.25-alpine       4fa77c368fa6        2 weeks ago         94.8 MB


# 起動
docker run -p 8082:80 --name hello_world alpine:hello

 
別のコンソールでドキュメントルートにhello.htmlが存在すること、レスポンスが返ってくることを確認します。

# ドキュメントルートを確認
$ docker exec hello_world ls -al /usr/local/apache2/htdocs

total 16
drwxr-xr-x    1 root     root          4096 xxxx .
drwxr-xr-x    1 www-data www-data      4096 xxxx ..
-rw-r--r--    1 root     root           160 xxxx hello.html
-rw-r--r--    1 501      dialout         45 xxxx index.html


# レスポンスを確認
$ curl http://localhost:8082/hello.html

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta lang="ja" />
    <meta charset="utf-8" />
    <title>hello</title>
</head>
<body>
    <p>Hello World</p>
</body>
</html>

 

ホストとコンテナでディレクトリを共有

docker runのvオプションを使うことで、ホストとコンテナでディレクトリの共有ができるようです。
DockerのVolume機能について実験してみたことをまとめます - Qiita

そこで、新しくhtmlファイルを作成し、そのディレクトリをコンテナのドキュメントルートで共有してみます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta lang="ja" />
    <meta charset="utf-8" />
    <title>shared</title>
</head>
<body>
    <p>Shared!</p>
</body>
</html>

 
ホストのディレクトリ構成

path/to/root
├── Dockerfile
├── html\
│   └── hello.html
└── htdocs\
    └── host.html

 
vオプションで、<ホストのディレクトリ>:<コンテナのディレクトリ>と指定して起動します。

また、$(pwd)を使って、ホストのカレントディレクトリを取得しています。

$ docker run -p 8083:80 -v $(pwd)/htdocs:/usr/local/apache2/htdocs --name share_file alpine:hello

AH00558: httpd: Could not reliably determine the server's fully qualified domain name, using 172.17.0.2. Set the 'ServerName' directive globally to suppress this message
AH00558: httpd: Could not reliably determine the server's fully qualified domain name, using 172.17.0.2. Set the 'ServerName' directive globally to suppress this message
[xxxx] [mpm_event:notice] [pid 1:tid 139810871626568] AH00489: Apache/2.4.25 (Unix) configured -- resuming normal operations
[xxxx] [core:notice] [pid 1:tid 139810871626568] AH00094: Command line: 'httpd -D FOREGROUND'

 
別のターミナルで確認します。

# ドキュメントルートの確認
$ docker exec share ls -al /usr/local/apache2/htdocs

total 8
drwxr-xr-x    3 root     root           102 xxxx .
drwxr-xr-x    1 www-data www-data      4096 xxxx ..
-rw-r--r--    1 root     root           161 xxxx host.html


# 動作確認
$ curl http://localhost:8083/host.html

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta lang="ja" />
    <meta charset="utf-8" />
    <title>shared</title>
</head>
<body>
    <p>Shared!</p>
</body>
</html>

 
試しにホスト側でhost.htmlファイルを修正してみます。

<!--<p>Share file!</p>-->
<p>Update!</p>

 
Apacheを再起動することなく、再度アクセスしてみます。

$ curl http://localhost:8083/host.html

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta lang="ja" />
    <meta charset="utf-8" />
    <title>shared</title>
</head>
<body>
    <!--<p>Share file!</p>-->
    <p>Update!</p>
</body>
</html>

 
更新が反映されていました。

 

不要なものを削除

色々と試したので、コンテナやイメージを削除します。
Dockerイメージとコンテナの削除方法 - Qiita

# コンテナの全削除
$ docker rm $(docker ps -a -q)

7adf86edc245
70b091a4b7c6


# 削除されたことを確認
$ docker ps -al

CONTAINER ID        IMAGE               COMMAND             CREATED             STATUS              PORTS               NAMES


# イメージの削除
## 削除前の確認
$ docker images

REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             SIZE
alpine              hello               0118b8a13aeb        18 hours ago        94.8 MB
httpd               2.4.25-alpine       4fa77c368fa6        3 weeks ago         94.8 MB
ubuntu              16.04               104bec311bcd        6 weeks ago         129 MB


## 削除
$ docker rmi 0118b8a13aeb

Untagged: alpine:hello
Deleted: sha256:0118b8a13aebcc3572c7ade1fbffbb3b4f23240327b988bd5e9ef88e280b249d
Deleted: sha256:35611424853777d0ec0de35ef64c8fceb90c60d373f64d4775d301605b04d939


## 削除されたか確認
$ docker images

REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             SIZE
httpd               2.4.25-alpine       4fa77c368fa6        3 weeks ago         94.8 MB

PythonのReportLabで、表(TableやTableStyle)について調べてみた

Python ReportLab

ReportLabでpdfに表を描いてみたところ、悩んだところがあったため、メモを残しておきます。

なお、詳細はReportLabの公式ドキュメント中の「ReportLab PDF LibraryUser Guide」のp77〜にも記載があります。

 
目次

 

環境

 
今回使うReportLabの実装は、基本的な形は以下となります。必要に応じてこのクラスを継承、_draw()メソッドをオーバーライドして各表を描きます。

注意点として、デフォルトと異なり、pdfの原点を左上(bottomup=False)にしてあります。

base.py

from django.http import HttpResponse
from django.views import View

from reportlab.lib.pagesizes import A4
from reportlab.lib.pagesizes import portrait
from reportlab.pdfbase import pdfmetrics
from reportlab.pdfbase.cidfonts import UnicodeCIDFont
from reportlab.pdfgen import canvas
from reportlab.lib.units import mm


class BaseView(View):
    filename = 'example.pdf'
    title = 'title: example'
    font_name = 'HeiseiKakuGo-W5'
    is_bottomup = False

    def get(self, request, *args, **kwargs):
        # pdf用のContent-TypeやContent-Dispositionをセット
        response = HttpResponse(status=200, content_type='application/pdf')
        response['Content-Disposition'] = 'filename="{}"'.format(self.filename)
        # 即ダウンロードしたい時は、attachmentをつける
        # response['Content-Disposition'] = 'attachment; filename="{}"'.format(self.filename)

        # 日本語が使えるゴシック体のフォントを設定する
        pdfmetrics.registerFont(UnicodeCIDFont(self.font_name))

        # A4縦書きのpdfを作る
        size = portrait(A4)

        # pdfを描く場所を作成:位置を決める原点は左上にする(bottomup)
        # デフォルトの原点は左下
        doc = canvas.Canvas(response, pagesize=size, bottomup=self.is_bottomup)

        # pdfのタイトルを設定
        doc.setTitle(self.title)

        # pdf上にも、タイトルとして使用したクラス名を表示する
        doc.drawString(10*mm, 10*mm, self.__class__.__name__)

        self._draw(doc)

        return response


    def _draw(self, doc):
        pass

 

複数列・複数行の表を作成

複数列・複数行の表を描くには、

  • 複数列:配列の要素が複数あるデータを用意
  • 複数行:2次元配列としてデータを用意

とします。

以下の場合、3列3行の表のデータとなります。

data = [
    ['行1-列1', '行1-列2-*********', '行1-列3-*********-*********'],
    ['行2-列1', '行2-列2-*********', '行2-列3-*********-*********'],
    ['行3-列1', '行3-列2-*********', '行3-列3-*********-*********'],
]

 
上記のデータを使って表を描いてみます。

multi_rows.py

class BasicMultiRows(BaseView):
    def _draw(self, doc):
        # 複数行の表を用意したい場合、二次元配列でデータを用意する
        data = [
            ['行1-列1', '行1-列2-*********', '行1-列3-*********-*********'],
            ['行2-列1', '行2-列2-*********', '行2-列3-*********-*********'],
            ['行3-列1', '行3-列2-*********', '行3-列3-*********-*********'],
        ]

        table = Table(data)
        # TableStyleを使って、Tableの装飾をします
        table.setStyle(TableStyle([
            # 表で使うフォントとそのサイズを設定
            ('FONT', (0, 0), (-1, -1), self.font_name, 9),
            # 四角に罫線を引いて、0.5の太さで、色は黒
            ('BOX', (0, 0), (-1, -1), 1, colors.black),
            # 四角の内側に格子状の罫線を引いて、0.25の太さで、色は赤
            ('INNERGRID', (0, 0), (-1, -1), 0.25, colors.red),
            # セルの縦文字位置を、TOPにする
            # 他にMIDDLEやBOTTOMを指定できるのでお好みで
            ('VALIGN', (0, 0), (-1, -1), 'TOP'),
        ]))

        # tableを描き出す位置を指定
        table.wrapOn(doc, 50*mm, 10*mm)
        table.drawOn(doc, 50*mm, 10*mm)

        # pdfを保存
        doc.save()

 
結果は以下の通りです。bottomup=Falseなので、原点は左上になります。

indexの降順で、表の上から下に並びます。

f:id:thinkAmi:20170117060903p:plain

 
ちなみに、bottomup=Trueにした場合、原点は左下となり、こんな感じになります。

indexの昇順で、表の上から下に並びます。

f:id:thinkAmi:20170117060906p:plain

 

複数列・複数行の表で、セルの高さや幅を指定

上の例では、表のセルの高さや幅は自動計算で設定されました。

任意の位置にあるセルの高さや幅を指定したい場合は、Tableオブジェクトを生成する際にrowHeights(行の高さ)やcolWidths(列の幅)を使います。

列・行ごとに設定したい場合はタプルで長さを渡し、全て一律で設定したい場合は単一値を指定します。

 
例えば、列幅は左から20mm・40mm・60mm、行の高さは一律10mmとしたい場合、

table = Table(data, colWidths=(20*mm, 40*mm, 60*mm,), rowHeights=10*mm)

と書くと、結果は以下となります。

f:id:thinkAmi:20170117060926p:plain

 

セルごとの設定

一番左の列のみ色を塗る

ここまでは表のセル全体に関する設定でしたので、次はセルごとの設定を行います。

ReportLabでは、セルごとの設定はTableStyleを使います。

TableStyleで指定するセル位置の表記は、ExcelでいうところのR1C1形式にて、(列, 行)のタプルで表現します。

また、列と行のindexは0から始まります。

 
例えば、5x5の表に対して左側の列だけ色塗りをする場合、

table.setStyle(TableStyle([
    ('VALIGN', (0, 0), (-1, -1), 'TOP'),
    # 指定された範囲の背景色を変える
    ('BACKGROUND', (0, 0), (0, 4), colors.lightpink),
]))

のようにTableStyleのコンストラクタにて、

  • タプルの2番目の要素に、開始セル位置: (0, 0)
  • タプルの3番目の要素に、終了セル位置: (0, 4)

をそれぞれ指定します。

結果は、

f:id:thinkAmi:20170117060928p:plain

となります。

 

一番左の列のみ色を塗る (indexはマイナスバージョン)

(列, 行)のindexにはマイナス値も設定することができます。

Pythonのindexのマイナス値と同じ考え方ですので、-1は最後、-2は最後から2番目となります。

例えば左側の列だけ色塗りするには、

table.setStyle(TableStyle([
    ('BACKGROUND', (0, 0), (0, -1), colors.lightpink),
]))

のように指定します。

f:id:thinkAmi:20170117060931p:plain

応用として、中央の範囲を色塗りする場合は、

table.setStyle(TableStyle([
    ('BACKGROUND', (1, 0), (3, 4), colors.lightpink),
]))

とすると、

f:id:thinkAmi:20170117060934p:plain

となります。

 
また、マイナスのindexを使う場合は、

table.setStyle(TableStyle([
    ('BACKGROUND', (1, 0), (-2, -1), colors.lightpink),
]))

とすると、

f:id:thinkAmi:20170118060743p:plain

となります。

 

罫線を引く

ReportLabではTableStyleのLine Commandsを使って罫線を引きます。

Line Commandsにはいくつかの種類がありますので、それぞれ試してみます。

なお、Line Commandsの形式は以下の通りです。

table.setStyle(TableStyle([
    # 決められた範囲で、太さや色を指定して、罫線を引く
    (<Line Comamnd名のリテラル>, 開始セルを示したタプル, 終了セルを示したタプル, 線の太さを示す数値, 線の色),
]))

 

セルの左側に罫線を引く

LINEBEFOREを使います。

table.setStyle(TableStyle([
    ('LINEBEFORE', (0, 0), (0, 4), 0.25, colors.black),
]))

f:id:thinkAmi:20170117060945p:plain

 

セルの右側に罫線を引く

LINEAFTERを使います。

table.setStyle(TableStyle([
    ('LINEAFTER', (0, 0), (0, 4), 0.25, colors.black),
]))

f:id:thinkAmi:20170117060948p:plain

 

セルの上に罫線を引く (bottomupの影響あり)

LINEABOVEを使います。

table.setStyle(TableStyle([
    ('LINEABOVE', (0, 0), (0, 4), 0.25, colors.black),
]))

なお、今回の場合、bottomup=Falseと原点を左上にしていますので、セルの下側に罫線があります。

f:id:thinkAmi:20170117060953p:plain

 

セルの下に罫線を引く (bottomupの影響あり)

LINEBELOWを使います。

table.setStyle(TableStyle([
    ('LINEBELOW', (0, 0), (0, 4), 0.25, colors.black),
]))

なお、こちらもbottomup=Falseの影響を受け、セルの上側に罫線があります。

f:id:thinkAmi:20170117060958p:plain

 

セルの外枠に罫線を引く

BOXを使います。

table.setStyle(TableStyle([
    ('BOX', (0, 0), (0, 4), 0.25, colors.black),
]))

f:id:thinkAmi:20170117061002p:plain

 
もしくは、OUTLINEでも同じ結果になります。

table.setStyle(TableStyle([
    ('OUTLINE', (0, 0), (0, 4), 0.25, colors.black),
]))

f:id:thinkAmi:20170117061007p:plain

 

セルの内側に格子状の罫線を引く

INNERGRIDを使います。

なお、今までの例と異なり、分かりやすくするためにセルの範囲を中央にしてあります。

table.setStyle(TableStyle([
    ('INNERGRID', (1, 1), (3, 3), 0.25, colors.black),
]))

f:id:thinkAmi:20170117061011p:plain

 

セルのすべてに罫線を引く

GRIDを使います。

なお、こちらも、分かりやすくするためにセルの範囲を中央にしてあります。

table.setStyle(TableStyle([
    ('GRID', (1, 1), (3, 3), 0.25, colors.black),
]))

f:id:thinkAmi:20170117061015p:plain

 

セルを結合する

SPANを使います。

下記の例は、

  • 2列2行目から4列4行目までをSAPNで結合
  • 2列2行目から3列3行目までの背景色をlightpink

としています。

なお、SAPNで結合した部分にあるデータは、最初のセルを除いて削除されることに注意します。

table.setStyle(TableStyle([
    # わかりやすくするため、全範囲をグリッドにしておく
    ('GRID', (0, 0), (-1, -1), 0.25, colors.black),
    # 指定した範囲のセルを結合して、背景色を入れる
    # ただし、結合した部分のデータは最初のセルを除いて削除されることに注意
    ('SPAN', (1, 1), (3, 3)),
    ('BACKGROUND', (1, 1), (2, 2), colors.lightpink),
]))

f:id:thinkAmi:20170117061019p:plain

 

ソースコード

GitHubに上げてあります。table_styleアプリが今回のアプリです。
thinkAmi-sandbox/Django_ReportLab_on_Heroku-sample

Django + ReportLabをHerokuで動かしてpdfを表示する

Heroku Django Python ReportLab

最近、Pythonでpdfを作成する機会がありました。

Pythonのpdf作成ライブラリには何があるのかを調べたところ、ReportLabが一番有名そうでした。

 
また、DjangoのドキュメントにもReportLabの記載がありました。
Django で PDF を出力する | Django documentation | Django

 
そこで、Django + ReportLabのアプリを作り、Herokuにてpdfを表示してみました。

 
目次

 

環境

 

環境の準備

# Python3.5.2でvirtualenv準備
$ eval "$(pyenv init -)"

$ python --version
Python 3.5.2

$ virtualenv env
...
Installing setuptools, pip, wheel...done.

$ source env/bin/activate

# pipでinstall
(env) $ pip install django reportlab uwsgi
...
Successfully installed django-1.10.5 olefile-0.44 pillow-4.0.0 reportlab-3.3.0 uwsgi-2.0.14

# Djangoアプリの生成
(env) $ django-admin startproject myproject .
(env) $ python manage.py startapp myapp

 

Djangoアプリの内容

以下を参考に、今回は「はろーわーるど」という日本語をpdf出力してみます。
PythonでPDFを生成したい そしてサイコロを作りたい - [[ともっくす alloc] init]

 
Viewのソースコードはこんな感じです。

from django.views import View
from django.http import HttpResponse

from reportlab.lib.pagesizes import A4
from reportlab.lib.pagesizes import portrait
from reportlab.lib.units import mm
from reportlab.pdfbase import pdfmetrics
from reportlab.pdfbase.cidfonts import UnicodeCIDFont
from reportlab.pdfgen import canvas

class PdfView(View):
    def get(self, request, *args, **kwargs):
        # pdf用のContent-TypeやContent-Dispositionをセット
        response = HttpResponse(status=200, content_type='application/pdf')
        response['Content-Disposition'] = 'filename="example.pdf"'
        # 即ダウンロードしたい時は、attachmentをつける
        # response['Content-Disposition'] = 'attachment; filename="example.pdf"'

        self._create_pdf(response)
        return response

    def _create_pdf(self, response):
        # 日本語が使えるゴシック体のフォントを設定する
        font_name = 'HeiseiKakuGo-W5'
        pdfmetrics.registerFont(UnicodeCIDFont(font_name))

        # A4縦書きのpdfを作る
        size = portrait(A4)

        # pdfを描く場所を作成:pdfの原点は左上にする(bottomup=False)
        doc = canvas.Canvas(response, pagesize=size, bottomup=False)

        # フォントとサイズ(9)を指定して、左から20mm・上から18mmの位置に「はろーわーるど」を表示
        doc.setFont(font_name, 9)
        doc.drawString(20*mm, 18*mm, 'はろーわーるど')

        # pdfの書き出し
        doc.save()

 
他には、Herokuで動かすため、

  • Procfile
  • runtime.txt
  • requirements.txt
  • uwsgi.ini

を用意します。

各ファイルの内容は以前記事を参考にします。
DjangoをHeroku + uWSGIで動かしてみた - メモ的な思考的な

 

ローカルでの動作確認

(env) $ python manage.py runserver

# Adminなどのmodelは使わないため、runserver時のエラーは無視する
You have 13 unapplied migration(s). Your project may not work properly until you apply the migrations for app(s): admin, auth, contenttypes, sessions.
Run 'python manage.py migrate' to apply them.

 

Herokuへデプロイ

(env) $ heroku login
Enter your Heroku credentials.
Email:<you@example.com>
Password (typing will be hidden): <your password>
Logged in as <you>

(env) $ heroku create
Creating app... done, ⬢ <your app>
https://<your app>.herokuapp.com/ | https://git.heroku.com/<your app>.git

# collectstatic不要なので、環境変数をセット
(env) $ heroku config:set DISABLE_COLLECTSTATIC=1
Setting DISABLE_COLLECTSTATIC and restarting ⬢ <your ap>... done, v3
DISABLE_COLLECTSTATIC: 1

(env) $ git push heroku master
...
 + xxxxxx...xxxxxxx master -> master

 

動作確認

(env) $ heroku open

ブラウザでpdfが開き、「はろーわーるど」が表示されました。

f:id:thinkAmi:20170114072442p:plain

 

ソースコード

GitHubに上げました。
thinkAmi-sandbox/Django_ReportLab_on_Heroku-sample

HerokuにDjangoアプリをデプロイするとcollectstaticが自動実行される

Django Heroku Python

HerokuにDjangoアプリをデプロイしたところ、

remote:  !     Error while running '$ python manage.py collectstatic --noinput'.
remote:        See traceback above for details.
remote: 
remote:        You may need to update application code to resolve this error.
remote:        Or, you can disable collectstatic for this application:
remote: 
remote:           $ heroku config:set DISABLE_COLLECTSTATIC=1
remote: 
remote:        https://devcenter.heroku.com/articles/django-assets
remote:  !     Push rejected, failed to compile Python app.
remote: 
remote:  !     Push failed
remote: Verifying deploy...
remote: 
remote: !   Push rejected to <your app>.

というエラーメッセージが表示されてデプロイできなかった時のメモです。

 
その時のDjangoアプリは、

という構成でした。

 
エラーメッセージより、collectstatic不要なら環境変数DISABLE_COLLECTSTATICを設定すれば良さそうでした。たしかに今回のDjangoアプリは静的ファイルがないので、collectstaticは不要です。

 
また、エラーメッセージの中にあったURLを見たところ、

When a Django application is deployed to Heroku, $ python manage.py collectstatic --noinput is run automatically during the build. A build will fail if the collectstatic step is not successful.

Collectstatic during builds | Django and Static Assets | Heroku Dev Center

と、Herokuへのデプロイ時にはcollectstaticが自動実行されるとのことでした。

 
そこで、

$ heroku config:set DISABLE_COLLECTSTATIC=1
Setting DISABLE_COLLECTSTATIC and restarting ⬢ <your app>... done, v3
DISABLE_COLLECTSTATIC: 1

と、Heroku環境変数を設定しました。

その後、再度デプロイしたところ、問題なく完了しました。

DjangoをHeroku + uWSGIで動かしてみた

Python Heroku Django

最近uWSGIにふれたため、HerokuでuWSGIを動かしてみようと思いました。

ただ、Herokuのチュートリアルではgunicornを動かしていました。
Getting Started on Heroku with Python | Heroku Dev Center

HerokuでuWSGIで動かす方法を調べたところ、uWSGIのドキュメントに記載がありました。
How to use Django with uWSGI | Django documentation | Django

そこで今回は、Django + uWSGIアプリをHerokuで動かしてみることにしました。

目次

   

環境

  • Mac OS X 10.11.6
  • Herokuアカウントは登録済、他は何もしていない
  • Python 3.5.2
  • Django 1.10.4
    • アプリの構成
      • PostgreSQL (9.6.1) を使用
        • Heroku上でmigrateやloaddataできるかも試す
      • 静的ファイルの配信あり
  • uWSGI 2.0.14
  • Djangoアプリ用のPythonライブラリ
    • dj-database-url0.4.1
    • psycopg2 2.6.2
    • whitenoise 3.2.2

 

MacでHeroku環境の準備

Homebrewによる Heroku Toolbeltのインストール

HomebrewでHeroku Toolbeltを管理したいため、Homebrewでインストールします。

# インストール
$ brew install heroku-toolbelt
...
🍺  /usr/local/Cellar/heroku/5.6.1-0976cf3: 12,942 files, 79.7M, built in 2 minutes 18 seconds

 

SSH鍵の登録

Herokuへpushする時に使用するSSH鍵を生成し、Herokuに登録します。
Managing Your SSH Keys | Heroku Dev Center

# 鍵生成
$ ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "you@example.com" -f ~/.ssh/id_rsa_heroku

# Herokuへログイン
$ heroku login
Enter your Heroku credentials.
Email: <typing>
Password (typing will be hidden): <typing>
Logged in as you@example.com

# HerokuにSSH鍵を追加
$ heroku keys:add ~/.ssh/id_rsa_heroku.pub
Uploading ~/.ssh/id_rsa_heroku.pub SSH key... done

 

MacPostgreSQLの準備

HomebrewでPostgreSQLをインストール

以下を参考に、HomebrewでPostgreSQLをインストールします。
MacにPostgreSQLをインストール - Qiita

# インストール
$ brew install postgresql
==> Installing dependencies for postgresql: readline
...
🍺  /usr/local/Cellar/readline/7.0.1: 46 files, 2M
==> Installing postgresql
...
==> /usr/local/Cellar/postgresql/9.6.1/bin/initdb /usr/local/var/postgres
==> Caveats
If builds of PostgreSQL 9 are failing and you have version 8.x installed,
you may need to remove the previous version first. See:
  https://github.com/Homebrew/homebrew/issues/2510

To migrate existing data from a previous major version (pre-9.0) of PostgreSQL, see:
  https://www.postgresql.org/docs/9.6/static/upgrading.html

To migrate existing data from a previous minor version (9.0-9.5) of PostgreSQL, see:
  https://www.postgresql.org/docs/9.6/static/pgupgrade.html

  You will need your previous PostgreSQL installation from brew to perform `pg_upgrade`.
  Do not run `brew cleanup postgresql` until you have performed the migration.

To have launchd start postgresql now and restart at login:
  brew services start postgresql
Or, if you don't want/need a background service you can just run:
  pg_ctl -D /usr/local/var/postgres start
==> Summary
🍺  /usr/local/Cellar/postgresql/9.6.1: 3,242 files, 36.4M

 

initdbの実行

以下を参考にinitdbを実行します。
initdb - PostgreSQL 9.6.1文書

initdb時の設定は以下の通りです。

# initdbの実行
$ initdb /usr/local/var/postgres -E utf8 --locale=C
The files belonging to this database system will be owned by user "<your_name>".
This user must also own the server process.

The database cluster will be initialized with locale "C".
The default text search configuration will be set to "english".

Data page checksums are disabled.

# エラー出た
initdb: directory "/usr/local/var/postgres" exists but is not empty
If you want to create a new database system, either remove or empty
the directory "/usr/local/var/postgres" or run initdb
with an argument other than "/usr/local/var/postgres".

 
エラーが出たためディレクトリを確認します。

$ cd /usr/local/var/
$ ls -al
total 0
drwxrwxr-x   6 you  admin  204 12 29 07:01 .
drwxr-xr-x  14 root          wheel  476 11 14 11:03 ..
drwxr-xr-x   4 you  admin  136 10 26 18:26 homebrew
drwxr-xr-x   2 you  admin   68 12  9 13:33 log
drwxr-xr-x  19 you  admin  646 12 17 07:21 mysql
drwx------  24 you  admin  816 12 29 07:01 postgres

 
エラーメッセージ通り、postgresディレクトリがすでに存在しているため、これを削除します。

# postgresディレクトリを削除
$ rm -r /usr/local/var/postgres
$ ls -al
total 0
drwxrwxr-x   5 you  admin  170 12 29 07:09 .
drwxr-xr-x  14 root          wheel  476 11 14 11:03 ..
drwxr-xr-x   4 you  admin  136 10 26 18:26 homebrew
drwxr-xr-x   2 you  admin   68 12  9 13:33 log
drwxr-xr-x  19 you  admin  646 12 17 07:21 mysql

 
もう一度initdbします。

# initdbの実行
$ initdb /usr/local/var/postgres -E utf8 --locale=C
...
WARNING: enabling "trust" authentication for local connections
You can change this by editing pg_hba.conf or using the option -A, or
--auth-local and --auth-host, the next time you run initdb.

Success. You can now start the database server using:

    pg_ctl -D /usr/local/var/postgres -l logfile start

WARNINGは出ているものの、今回は開発環境のため無視します。

これでインストールが終わりました。

 

Mac起動時にPostgreSQL自動起動させる

インストール時の最後のメッセージに自動起動設定に関するメッセージが出ていました。

ただ、brew servicesでも管理できるとのことなので、以下を参考にHomebrewで自動起動設定を行います。
OS X に PostgreSQL を Homebrew でインストールして brew services で起動する - Qiita

# 自動起動設定
$ brew services start postgresql
==> Successfully started `postgresql` (label: homebrew.mxcl.postgresql)

$ brew services list
Name         Status  User         Plist
chromedriver stopped
mysql        stopped
postgresql   started <your_name> ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.postgresql.plist

 

データベース確認

現在のデータベースを確認します。

# データベースの確認
$ psql -l
                                   List of databases
   Name    |    Owner     | Encoding | Collate | Ctype |       Access privileges
-----------+--------------+----------+---------+-------+-------------------------------
 postgres  | <your_name>  | UTF8     | C       | C     |
 template0 | <your_name>  | UTF8     | C       | C     | =c/<your_name>              +
           |              |          |         |       | <your_name>=CTc/<your_name>
 template1 | <your_name>  | UTF8     | C       | C     | =c/<your_name>              +
           |              |          |         |       | <your_name>=CTc/<your_name>
(3 rows)

 

ユーザの作成

Django向けに、postgresユーザを作成します。開発環境なので、パスワードは無しです。

まずは現在のユーザの一覧を確認します。

# 現在のユーザ一覧を確認
$ psql -q -c'select * from pg_user' postgres
   usename    | usesysid | usecreatedb | usesuper | userepl | usebypassrls |  passwd  | valuntil | useconfig
--------------+----------+-------------+----------+---------+--------------+----------+----------+-----------
 <your_name>  |       10 | t           | t        | t       | t            | ******** |          |

 
続いて、ユーザを作成します。

# ユーザを作成
$ createuser postgres

# 作成したユーザがいるか確認
$ psql -q -c'select * from pg_user' postgres
   usename    | usesysid | usecreatedb | usesuper | userepl | usebypassrls |  passwd  | valuntil | useconfig
--------------+----------+-------------+----------+---------+--------------+----------+----------+-----------
 <your_name>  |       10 | t           | t        | t       | t            | ******** |          |
 postgres     |    16386 | f           | f        | f       | f            | ******** |          |
(2 rows)

 

作成したユーザがオーナーのdatabaseを作成

postgresユーザがオーナーのdatabaseを作成します。

今回のデータベース名はtry_heroku_django_uwsgiとします。

# データベースを作成、Ownerは`postgres`ユーザ
$ createdb -O postgres try_heroku_django_uwsgi

# 作成したデータベースの確認
$ psql -l
                                          List of databases
          Name           |    Owner     | Encoding | Collate | Ctype |       Access privileges       
-------------------------+--------------+----------+---------+-------+-------------------------------
 postgres                | <your_name>  | UTF8     | C       | C     |
 template0               | <your_name>  | UTF8     | C       | C     | =c/<your_name>               +
                         |              |          |         |       | <your_name> =CTc/<your_name>
 template1               | <your_name>  | UTF8     | C       | C     | =c/<your_name>               +
                         |              |          |         |       | <your_name> =CTc/<your_name>
 try_heroku_django_uwsgi | postgres     | UTF8     | C       | C     |
(4 rows)

 
以上でMacPostgreSQLの準備が終わりました。

 

MacDjango + uWSGIアプリを作成

Django, uWSGIなどのPythonライブラリをインストール

virtualenvを使ってインストールします。

$ mkdir try_heroku_django_postgres
$ cd try_heroku_django_postgres/

# pyenvを有効化してvirtualenvを作成
$ eval "$(pyenv init -)"
$ python --version
Python 3.5.2
$ virtualenv env
...

# 必要なライブラリをインストール
$ source env/bin/activate
(env) $ pip install django uwsgi dj_database_url psycopg2 whitenoise
...
Successfully installed django-1.10.4 uwsgi-2.0.14 dj-database-url-0.4.1 psycopg2-2.6.2 whitenoise-3.2.2

 

Djangoアプリの作成
プロジェクトとアプリの作成
(env) $ django-admin startproject myproject .
(env) $ python manage.py startapp myapp

 

コードを書く

昔の自分のメモを参考に、今回の内容に合わせて作成します。 Django + Herokuでdj-ringo-tabetterを作った時の作業メモ - メモ的な思考的な

ソースコード全体をGitHubに上げましたので、詳しい内容は省略します。

作成した時のポイントは以下の通りです。

 

migrationとloaddata

Mac上でmigrationとloaddataができるかを試します。

(env) $ python manage.py makemigrations
...
(env) $ python manage.py migrate
...
(env) $ python manage.py loaddata initial_data
Installed 2 object(s) from 1 fixture(s)

 

requirements.txtを作成

HerokuでPythonライブラリをインストールするため、requirements.txtを作成します。

(env) $ pip freeze > requirements.txt

 

gitリポジトリの作成

Herokuへpushするため、gitリポジトリを作成します。

なお、今回はこのリポジトリ専用のuser.nameとuser.emailも設定します。

$ git init .

# リポジトリ専用のuser.nameとuser.emailを設定
$ git config user.name "<your_name>"
$ git config user.email "<your_email>@example.com"

# 確認
$ git config user.name
your_name
$ git config user.email
<your_email>@example.com

$ git add .
$ git commit -m 'add samples'

 

Heroku環境の構築

Herokuへログイン
# ログイン
(env)$ heroku login
Enter your Heroku credentials.
# メールアドレスを入力
Email: <you@example.com>
# パスワードを入力
Password (typing will be hidden):
Logged in as <you@example.com>

 

Herokuアプリを作成

今回は開発的なものなので、アプリ名はデフォルトのままにします。

# Herokuアプリを作成
(env)$ heroku create
Creating app... done, ⬢ <foo-bar-1234>
https://<foo-bar-1234>.herokuapp.com/ | https://git.heroku.com/<foo-bar-1234>.git

 

Heroku Postgresを追加
# Heroku Postgresを追加
(env)$ heroku addons:create heroku-postgresql:hobby-dev
Creating heroku-postgresql:hobby-dev on ⬢ <foo-bar-1234>... free
Database has been created and is available
 ! This database is empty. If upgrading, you can transfer
 ! data from another database with pg:copy
Created postgresql-<ham-5678> as DATABASE_URL
Use heroku addons:docs heroku-postgresql to view documentation

 

DjangoアプリのリポジトリをHerokuへpushしてデプロイ
# Herokuへpush
(env)$ git push heroku master
...
remote: Compressing source files... done.
remote: Building source:
remote:
remote: -----> Python app detected
# runtime.txtで指定したバージョンのPythonがインストールされる
remote: -----> Installing python-3.5.2
# requirements.txtで指定したPythonライブラリがインストールされる
remote:      $ pip install -r requirements.txt
...
remote:        Successfully installed Django-1.10.4 dj-database-url-0.4.1 psycopg2-2.6.2 uWSGI-2.0.14 whitenoise-3.2.2
# collectstaticが実行される
remote:      $ python manage.py collectstatic --noinput
remote:        62 static files copied to '/tmp/build_9e36a428ccb437382bf6801f5cf09071/staticfiles'.
remote:
remote: -----> Discovering process types
remote:        Procfile declares types -> web
...
# デプロイ成功
remote: Verifying deploy... done.
To https://git.heroku.com/<foo-bar-1234>.git
 * [new branch]      master -> master

 

Heroku上での作業

環境変数の確認

ON_HEROKU環境変数が読み込まれていることを確認します。

# 環境変数の確認
(env)$ heroku config

DATABASE_URL: <url>
ON_HEROKU:    yes

 
もし設定されていない場合は、以下の方法で設定します。

# 環境変数の追加
(env)$ heroku config:set ON_HEROKU=yes
Setting ON_HEROKU and restarting ⬢ <foo-bar-1234>.. done, v6
ON_HEROKU: yes

 

migrateとloaddata

Djangoアプリのmigrateとloaddataを行います。

# migrate
$ heroku run python manage.py migrate
Running python manage.py migrate on ⬢ <foo-bar-1234>... up, run.9469 (Free)
...

  Applying sessions.0001_initial... OK

# loaddata
$ heroku run python manage.py loaddata initial_data
Running python manage.py loaddata initial_data on ⬢ <foo-bar-1234>... up, run.8331 (Free)
Installed 2 object(s) from 1 fixture(s)

 

Herokuアプリの確認

ブラウザが開くので、動作を確認します。

# Herokuアプリを開く
$ heroku open

 

uWSGIでホストされてることを確認

Herokuのログを見て、uWSGIで動いていることを確認します。

# Herokuのログを見る
$ heroku logs
...
heroku[web.1]: Process exited with status 0
heroku[web.1]: Starting process with command `uwsgi uwsgi_heroku.ini`
app[web.1]: [uWSGI] getting INI configuration from uwsgi_heroku.ini
app[web.1]: *** Starting uWSGI 2.0.14 (64bit) on [xxx] ***
app[web.1]: compiled with version: 4.8.4 on xxx
app[web.1]: os: Linux-3.13.0-105-generic #152-Ubuntu SMP xxx
app[web.1]: machine: x86_64
app[web.1]: nodename: xxx
app[web.1]: clock source: unix
app[web.1]: detected number of CPU cores: 8
app[web.1]: pcre jit disabled
app[web.1]: current working directory: /app
app[web.1]: detected binary path: /app/.heroku/python/bin/uwsgi
app[web.1]: your processes number limit is 256
app[web.1]: your memory page size is 4096 bytes
app[web.1]: detected max file descriptor number: 10000
app[web.1]: lock engine: pthread robust mutexes
app[web.1]: thunder lock: disabled (you can enable it with --thunder-lock)
app[web.1]: uwsgi socket 0 bound to TCP address :xxx fd 3
app[web.1]: Python version: 3.5.2 (default, Jun 28 2016, 18:49:03)  [GCC 4.8.4]
app[web.1]: *** Python threads support is disabled. You can enable it with --enable-threads ***
app[web.1]: Python main interpreter initialized at 0x2854720
app[web.1]: your server socket listen backlog is limited to 100 connections
app[web.1]: your mercy for graceful operations on workers is 60 seconds
app[web.1]: mapped 145536 bytes (142 KB) for 1 cores
app[web.1]: *** Operational MODE: single process ***
app[web.1]: WSGI app 0 (mountpoint='') ready in 1 seconds on interpreter 0x2854720 pid: 4 (default app)
app[web.1]: *** uWSGI is running in multiple interpreter mode ***
app[web.1]: spawned uWSGI worker 1 (pid: 7, cores: 1)
app[web.1]: spawned uWSGI master process (pid: 4)
heroku[web.1]: State changed from starting to up
heroku[router]: at=info method=GET path="/" host=<foo-bar-1234>.herokuapp.com request_id=xxx fwd="xxx.xxx.xxx.xxx" dyno=web.1 connect=0ms service=88ms status=200 bytes=559
app[web.1]: {address space usage: 288747520 bytes/275MB} {rss usage: 30261248 bytes/28MB} [pid: 7|app: 0|req: 1/1] xxx.xxx.xxx.xxx () {48 vars in 896 bytes} [xxx] GET / => generated 471 bytes in 87 msecs (HTTP/1.1 200) 2 headers in 88 bytes (1 switches on core 0)
heroku[router]: at=info method=GET path="/static/image/shinanogold.png" host=<foo-bar-1234>.herokuapp.com request_id=xxx fwd="xxx.xxx.xxx.xxx" dyno=web.1 connect=0ms service=3ms status=200 bytes=5762
app[web.1]: {address space usage: 288747520 bytes/275MB} {rss usage: 30441472 bytes/29MB} [pid: 7|app: 0|req: 2/2] xxx.xxx.xxx.xxx () {50 vars in 985 bytes} [xxx] GET /static/image/shinanogold.png => generated 5584 bytes in 2 msecs via sendfile() (HTTP/1.1 200) 5 headers in 178 bytes (0 switches on core 0)

uWSGIで動いているようです。

 

ソースコード

GitHubにあげました。
thinkAmi-sandbox/Django_on_Heroku_uWSGI-sample