Python用にIntelliJ IDEAの設定をしてみた

IntelliJ IDEAでPythonを書くときにいくつか設定を行ったため、忘れないうちにメモしておきます。

なお、デフォルトでも設定が有効なものもありますが、とりあえず一覧として上げておきます。

 

環境

 

File > Settings より設定したもの

Appearance & Behavior > System Settings
Synchronization
  • 自動保存
  • すべてチェックする

 

Editor > General
Change font size (Zoom) with Ctrl + Mouse Wheel
  • Ctrl + マウスホイールでズームする
  • チェックする

 

Virtual Space

フリーカーソル撲滅委員会が勝利しました - marsのメモ によると、最近フリーカーソルがデフォルトオフになったようです。

  • 以下の3つのチェックが外れているかを確認(デフォルト)
    • Allow placement of caret after end of line
    • Allow placement of caret inside tabs
    • Show virtual space at file bottom

 

Strip trailing spaces on Save
  • 保存時に、不要な後続空白を削除
  • Modified Linesを選択

   

Editor > General > Appearance
Show right margin
  • 右側の縦線を表示
  • チェックする

 

Show line numbers
  • 行番号の表示
  • チェックする

 

Show method separators

 

Show whitespaces
  • 空白の表示
  • Leading, Inner, Trailingのいずれもチェックする

 

Show vertical indent guides

 

Editor > General > Editor Tabs
Mark modified tabs with asterisk
  • 保存していないファイルはアスタリスクを表示する
  • チェックする

 

Editor > General > Code Completion
Case sensitive completion
  • コード補完の条件
  • None (大文字小文字を区別しない)

 

Auto-insert when only one choice on
  • コード補完で候補が単一だった時の動作
  • Base Completion, Smart Type Completion ともチェックする

 

Autopopup code completion
  • コード補完の自動ポップアップ
  • チェックする

 

Editor > Colors & Fonts > Font
Prinmary font
  • Source Code Proを選択
  • なお、Show only monospaced fontsをチェックすると等幅フォントのみ選択肢として表示

 

Editor > Code Style
Line separator
  • 改行コード
  • Unix and OS X (\n)
    • Windows以外でも使うため、改行コードはLF

 

Editor > File Encodings
IDE Encoding, Project Encoding

 

プロジェクトごとに設定

プロジェクトウィンドウの歯車アイコンより、以下の2つにチェックを入れます。

  • Auto Scroll to Source
    • 選択でファイルをエディタに表示
  • AutoScrollFrom
    • エディタとツリー間で選択したファイルを同期

 

メニューでの設定

ファイルを開くときに必ず右端のタブで開く

メニューより、Window > Editor Tabs にて、 Open New Tabs At The End にチェックを入れます。
ファイル開くときに必ず右端のタブで開いてほしい - marsのメモ

 

テンプレートの追加

Python2で書いたり、レンタルサーバで使う機会があるため、マジックコメントやshebangの入力をテンプレート化したいと考えました。

探してみると、設定箇所としてはFile TemplatesLive templatesの2つがありました。

File Templatesはファイルのひな型であることから、全部のファイルに対して設定は不要なため、Live templatesにて設定することにしました。

Editor > Live template より、以下の2つを設定しました。

 

マジックコメント

Python3のエンコーディングはデフォルトではutf-8のようです。

 
ただ、Python2でも書く可能性があるため、マジックコメント用のLive templateを用意しました。

項目
Abbreviation magic
Template text # -*- coding:utf-8 -*-

 

shebang

レンタルサーバで使う機会があるため、こちらもLive templateとして用意しました。

項目
Abbreviation shebang
Template text #!/usr/bin/env python

 

プラグインの追加

Command Line Tool Support

IntelliJ IDEAからコマンドライン入力を行いたいため、Command Line Tool Supportプラグインを追加しました。

 

IntelliJ IDEAからFFFTPを起動

FFFTPを使う機会があるため、以下を参考にExternal Toolsとして登録しておきます。
IntelliJ - 設定、プラグイン導入した後にこれだけはやっとけってやつ - Qiita

Tools > External Tools で+ボタンを押して以下の設定を行います。

項目
Name FFFTP
Options すべてチェックを外す
Show in Main menuEditor menuをチェックする
Program "C:\Program Files (x86)\ffftp\FFFTP.exe"(FFFTPのパス)

 

参考

 
ショートカットの探し方については、以下が参考になりました。
IntelliJのショートカットを素早く知る方法+α - marsのメモ