2021-01-01から1年間の記事一覧

Railsにて、コントローラのアクションが長くて見通しが悪くなったため、Formオブジェクトとフィルタを使うようにした

Railsを書いている中で、コントローラのアクションが長くなってしまい、コードの見通しが悪くなったことがありました。 そのような時はFormクラスとフィルタを使うのが良いと同僚に教わったため、リファクタリングした時のメモを残します。 目次 環境 仕様に…

Rails6.1 + Devise 3.8.0 で、Deviseのデフォルトの挙動を確認してみた

Deviseを使うと認証まわりの機能をRailsに組み込むのが容易です。 ただ、「そういえばDeviseにある各モジュールのデフォルトの挙動はどんな感じだろう」と思ったため、調べた時のメモを残します。 目次 環境 検証するためのRails + Deviseアプリを作成 アプ…

Devise 4.8.0 でメールテンプレートを変更したい場合、カスタムメーラーの template_path ではなく headers_for をオーバーライドする

Rails + Deviseにて、Devise標準のメール受信確認用メールテンプレートを差し替えたいことがありました。 そこで Devise の Wiki How To: Use custom mailer · heartcombo/devise Wiki に従い、 % bin/rails g devise:views users ... create app/views/user…

Rails 6.1 + Devise 4.8.0 で、ルーティングから一部のdeviseモジュールの URI Pattern を削除する

Rails + Deviseでは、ModelにDeviseのモジュールを組み込むと、自動的に routes へ URI Pattern が追加されます。 例えば、 Rails.application.routes.draw do root to: 'home#index' devise_for :users end な routes.rb の時、DeviseのModelが class User …

Rails6.1で、セッションをキャッシュとは別のmemcachedへ保存する

Rails6.1でセッションをキャッシュとは別のmemcachedへ保存しようとした時、色々調べたことをメモに残します。 目次 環境 デフォルトのセッションストレージ Railsアプリの作成 動作確認 キャッシュの保存先を変更するための準備 フラグメントキャッシュを使…

PyCharmで、anyenv + nodenv で構築した ReactとDjango REST Frameworkの両方をデバッグしてみた

今までPyCharmでDjango REST framework(以下、DRF)のデバッグを行ったことはありました。 そんな中、以前 React + TypeScript + DRFでアプリを作りました。 ただ、ReactとDRFをPyCharmだけでデバッグしたことがなかったため、どのように設定すればデバッグで…

rake -T では表示されないRakeタスクについて

Rakefileの中に定義されているRakeタスクを確認しようと、 rake -T したところ表示されないRakeタスクがあったため、メモを残します。 環境 rake 13.0.2 原因 ヘルプに書いてありました。 rake -T では desc がないRakeタスクは表示されないとのことでした。…

Delayed Job を使って実行する処理を、RubyMineでデバッグをする

Rails + Delayed Job な環境で、Delayed Job を使って実行する処理がありました。 例えばこんな感じです。 # Delayed Job で実行 # call_heavy_api中で外部APIを呼んでいるが、その処理が重いとする Task.delay.call_heavy_api({ foo: 'bar' }) そんな中、De…

React + TypeScript + Django REST frameworkでToDo管理アプリを作ってみた

先日、大岡由佳さんの「りあクト! 第3.1版 (2020年12月26日 初版第1刷発行)」を読みました。書籍では理由や経緯などが書かれており、とてもためになりました。ありがとうございました。 りあクト! TypeScriptで始めるつらくないReact開発 第3.1版【Ⅰ. 言語…

Python + openpyxlを使って、月末日を除く五十日始まりのカレンダーを作成してみた

Pythonの標準モジュール calendar では、カレンダーを作るための便利な関数が用意されています。 calendar --- 一般的なカレンダーに関する関数群 — Python 3.9.4 ドキュメント 例えば、 monthcalendar で年月を指定すると週ごとに日付リストが得られるため…

SendGridでは、受信者メールアドレスの大文字小文字はどうなるか試してみた

メールアドレスの形式について調べる機会があったため、RFC5321(日本語訳)を見たところ、 動詞と引数の値(例えば RCPT コマンドにおける "TO:" または "to:" や拡張名キーワード)は大文字・小文字を区別されないが、メールボックスの local-part の指定が唯…

SendGridのEvent Webhookでメールを識別するため、X-SMTPAPIヘッダのUnique Argumentsを使ってみた

SendGridにはEvent Webhookがあり、メール送信のイベントをWebhookとして拾うことができます。 Event Webhook - ドキュメント | SendGrid Event Webhookでイベントを受信する - ドキュメント | SendGrid ただ、Webhookで取得できるデフォルトの項目が送信先…

お名前comの独自ドメイン + お名前メールな環境で、SendGrid の Domain Authentication によるDKIM/SPF認証を設定してみた

手元の自作アプリにて、SendGridでメールを送信するための準備として、Domain AuthenticationによるDKIM/SPF認証の設定をしたときのメモを残します。 目次 環境 調査 Domain Authentication用CNAMEレコードをどこに登録するか 設定 SendGrid にて、Domain Au…

Windows10 + aws-vault + AWS CDK + Serverless Frameworkにて、最低限の権限を持つユーザでAWS Lambda + API GatewayなAPIを作ってみた

前回の記事で、 aws-vault とAWS CLIを連携させて使えるようになりました。 Windows + aws-vaultにて、AWSのアクセスキーを保護し、 AWS CLIを AssumeRole で使えるようにしてみた - メモ的な思考的な 今回は、 aws-vault + Serverless Frameworkを連携させ…

Windows + aws-vaultにて、AWSのアクセスキーを保護し、 AWS CLIを AssumeRole で使えるようにしてみた

AWS

AWSのIAMアカウントを保護するために、 IAMユーザにはほとんど権限を与えない MFAは有効化 IAMユーザはIAMグループに所属 IAMグループに対し、特定のIAMロールへAssumeRoleするIAMポリシーを割り当て を行ったりします。 また、aws-vault により、ローカルに…

Python + PuLP + ortoolpy による組合せ最適化を使って、行事の当番表を作ってみた

最近、行事の当番表を作る機会がありました。 行事の回数や当番対象の人数がそれなりだったこと、「今日の当番は何でこの組み合わせなの?」と質問された時に「プログラムが勝手にやりました」と答えたかったことから、プログラムを作って解決することにしま…

2020年の振り返りと2021年の目標

例年通り、2020年の振り返りと2021年の目標っぽいものを書いてみます。 2020年の振り返り 2019年の振り返りと2020年の目標 - メモ的な思考的なで立てた目標を振り返ってみます。 色々な分野の素振り 2020年は公私ともにいろんな言語やフレームワークにさわり…