サーバー系を保護するウィルス対策ソフトの一つに、
トレンドマイクロのビジネスセキュリティがあります。
その体験版を利用してみましたが、
サーバー名を変更した場合にどうなるかをテストしたため、
そのメモ。
■環境
- Windows Server 2003 R2
- トレンドマイクロビジネスセキュリティ 6.0
■体験版のダウンロード先
トレンドマイクロ - ビジネスセキュリティ体験版について
■テスト
流れとしては以下の通り。
- ビジネスセキュリティのサーバとクライアントをインストール
- サーバー名称を変更
- ビジネスセキュリティは動作するかの確認
■結果
ビジネスセキュリティのダッシュボードが開かなくなったため、
サーバー名を変更した場合は、動作しない。
ちなみに、トレンドマイクロ公式でも再インストールが必要とのこと。
トレンドマイクロ - Trend Micro ビジネスセキュリティ 6.0 インストール手順 (標準)
■再インストール
上記のトレンドマイクロ公式では再インストールが必要とのことだったので、
再インストールもテストしてみる。
- ビジネスセキュリティ クライアント
通常通り、「プログラムの追加と削除」よりアンインストール可能。
- ビジネスセキュリティ サーバー
「プログラムの追加と削除」にてアンインストールしようとしたが、
アンインストーラーが起動しないため、この方法はあきらめる。
手動アンインストールの手順が以下に記載されていたため、
その手順に従い、アンインストールを実施したところ、問題なく完了。
その後、再起動。
トレンドマイクロ - サーバ/クライアントプログラムのインストール方法、アンインストール方法のリンク集
次にトレンドマイクロのダウンロードサイトより、
ビジネスセキュリティ 6.0 をダウンロード
トレンドマイクロ - Trend Micro ビジネスセキュリティ (ウイルスバスター ビジネスセキュリティ) 6.0
続いて、サーバーとクライアントを再インストールしたところ、
問題なくインストール完了、パッチも配布された。
なんにせよ、サーバーを導入する場合には
サーバー名を変更しなくて済むように設計することが重要、と。