WindowsAzureの仮想マシンインスタンス削除にて、ディスクを削除できなかったときのメモ

先日インストールマニアックスファイナルに参加しまして、その審査期間が終了しました。
そのため、手順に従ってWindowsAzureの仮想マシンインスタンスを削除しようとしたところ、ディスク削除のところでハマったため、メモを残します。
Windows Azureの仮想マシンインスタンスを確実に削除する | Think IT


ちなみに自分の場合、仮想マシン作成時に一度失敗し、仮想マシンインスタンスを削除したことがありました。
それが原因で発生したのかもしれません。

環境

ハマったところ:手順3の「3. 仮想マシンが利用していたOSディスクを削除」

本来ならば、上記手順の3.1の画像のように接続先がないディスクが2つあるだけなのですが、
自分の場合はそれに加え、接続先が設定されているディスクが2つ存在し、合計4つありました。


スクリーンショットは撮れていませんが、以下のフォーラムのDrew McDanielさんの回答(Tuesday, June 12, 2012 6:07 AM)のようなイメージです。
Can't recover my Virtual Machines after my subscription was disabled


この状態で「接続先がないもの」は「ディスクの削除」アイコンより削除できたのですが、
接続先があるものについては「ディスクの削除」自体がグレイアウトしており、押すこと自体ができませんでした。



実行したけれど、削除できなかった内容

そのままの状態で、ストレージアカウントを削除

以下のエラーメッセージが出てきて、ストレージアカウントを削除できませんでした。

Storage account xxx has 1 container(s) which have an active image and/or disk artifacts. Ensure those artifacts are removed from the image repository before deleting this storage account.

仮想マシンタブで、「キャッシュの編集」を選択

キャッシュがなにか影響しているのかなと思い選択したところ、画面が反転して何も入力できなくなりました。
戻すこともできなくなったため、再度、WindowsAzure管理ポータルを開くことになりました。



新規にディスクを作成し、上記で削除できないディスクを選択

ダメ元で、ディスクの接続先の仮想マシンを変えてしまえば、ディスクが削除できるかもしれないと考えました。
→エラーとなり、「イメージを作成できませんでした」が表示され、以下のような詳細なエラーメッセージが表示されました。

The VHD xxx is already registered with image repository as the resource with ID xxx

最終的な対応

最初の作業から約1時間後、なぜか「ディスクの削除」が有効化されていました。
そこで、ディスクの削除を選択したところ問題なくディスクが削除されました。
また、後続のストレージアカウントの削除なども行いましたが、問題なく完了しました。


結局理由はわかりませんでしたが、「一時間くらい待ってみる」というのが正解なのでしょうか。


参考資料

stackoverflowを見ると、去年の時点で同じような事例がいくつか出ていました。
How do I delete an Azure storage account containing a leased blob? - Stack Overflow


その中の昨日のコメント、

As already noted by @Jason sometime you are not able to delete the disk also if you have already deleted the corresponding virtual machine. In my experience seems to be just a timing problem. Try to wait some minutes and you should be able to delete it. – Davide Icardi

に、自分も該当したようです。