手元のWindows7をWindows10へと、クリーンインストールでのアップグレードをしてみることにしました。
ただ、Windows Updateによる更新ではエラーが出たため、
- Windows7へとリカバリ
- Windows10へアップグレードし、プロダクトキーを取得
- Windows10を再度クリーンインストール
の流れを考えました。
そんな中、Windows10のBuild 10565を使った場合、Windows7のキーでも認証が通るということを知りました。
7/8/8.1のキーでアクティベーションできるWindows 10 Build 10565のISOが公開 - PC Watch
Windows10では、ハードウェア構成を変更しなければ再度クリーンインストールしてもプロダクトキーの入力は不要と聞いていたので、
- Windows10 Build 10565のクリーンインストール & Windows7のキーでライセンス認証
- Windows10 RTM(Build 10240)を再インストール & プロダクトキー入力なしでライセンス認証
によるアップグレードを試してみました。
環境
- ThinkPad X201s
- 購入当初よりメモリ増設 & SSD換装済
- Windows7 x64 のプロダクトキーあり
- パーティションは以下の通り
- システムで予約済
- システムドライブ(C)
- データドライブ(D)
Build 10565のインストール
ISOファイルのダウンロード
Windows10 Insider Previewのページより、Build 10565のISOファイルをダウンロードします。
Windows 10 Insider Preview ISO
USBメモリからブートするための準備
X201sはUEFIブートできないため、以下の記事を参考にUSBメモリからブートできるように準備をします。
Windows 10プレビュー版のインストール用USBメモリーを作ろう! - 週刊アスキー
手元の環境ではWindows USB/DVD Download Tool
だとUSBメモリに書き込む際にエラーが出たため、Rufus
のポータブル版を使いました。
Rufus - 起動可能なUSBドライブを簡単に作ろう
USBメモリからのインストール
以下の内容でWindows10をインストールしました。
- BIOSの画面でF12を押して、そのUSBメモリからブート
- インストール先は、システムドライブのあるパーティション
- その他のパーティションには触れない
- ログインアカウントは、ローカルアカウント
- プライバシー関係はカスタムして、ほとんどのチェックを外す
無事にインストールが完了すると、Build10565 評価
と書かれたデスクトップが表示されました。
Windows10 RTM(Build 10240)のインストール
ISOファイルのダウンロードとUSBへの書き込み
以下のページより、メディア作成ツール(64ビットバージョン)をダウンロードし、isoファイルを作成します。
Windows 10 - Microsoft
ダウンロードしたisoファイルは、上記同様Rufusを使ってUSBメモリに書き込みました。
インストール
USBメモリよりブートし、以下の内容でインストールしました。
デスクトップが表示されたところで、WiFiへの接続を行ってしばらく待つと、Windowsのライセンス認証が通りました。
ドライバなど
デバイスマネージャを確認しましたが特にエラーとなっている部分はありませんでした。
気になる以下の部分も特に問題なかったです。
ただ、システムフォントが一部気になったため、Meiryo UIも大っきらい!!
を使って別のフォントへと変更しました。
Windowsカスタマイズシリーズ