Jenkinsといえばサーバーに入れてビルドするような使い方が一般的。
ただ、「サーバーを立てられなかったり一人だけだったりすることもある、だが、Jenkinsは使いたい」、そんな場合があるかもしれない。
そこで、自分のローカルに入れて既存のC#のプロジェクトをビルドした時のメモ。
環境
- Windows7 x64
- Jenkins 1.490
- TortiseSVNにてローカルにリポジトリを作成済(この中に、C# + .NET4のプロジェクトあり)
- Python 2.7 (Path通し済)
- Subversionへのコミットをフックして、Jenkinsにてビルドする
Jenkinsのインストール
3.ポートの変更
デフォルトで使われるポート8080は、他のアプリと重なるために変更。
「C:\Jenkins\jenkins.xml」内の、「--httpPort=8080」を変更した。
変更後は、以下のURLへとアクセスして再起動。
http://localhost:8080/safeRestart
ポートを変えたので、URLを以下に変更して起動した。
http://localhost:<変更後のポート>
参考:
- Jenkins、Webから再起動する - <s>gnarl,</s>技術メモ”’<marquee><textarea>¥
- Windows サーバー システムのサービス概要およびネットワーク ポート要件 - Microsoftサポート - KB832017
MSBuild Pluginのセットアップ
ジョブのセットアップ
新規のプロジェクトを作成し、以下を設定して保存。
全般 | プロジェクト名 | <任意のプロジェクト名)> |
〃 | 説明 | <任意の説明> |
プロジェクトの高度なオプション | ■カスタムワークスペースの使用 | <ビルド後に出力するディレクトリ> |
ソースコード管理システム | ●Subversion | file:///<ローカルのSubversionリポジトリ> |
〃 | チェックアウト方式 | 常に最新のファイルをチェックアウト |
ビルド | ビルド手順の追加 | Build a Visual Studio project or solution using MSBuild |
〃 | MS Build Version | 上記で設定した「.NET Framework 4用」を選択 |
〃 | MSBuild Build File | <ビルド対象のソルーションファイル名>.sln |
Subversionコミットのフック
Pythonで書けるということなので、使わない手はない。
PythonにPathを通している自分の場合は、以下を「<リポジトリ>\hooks\post-commit.bat」として保存。
python -c "import urllib;urllib.urlopen('<job実行パス>')"
Subversionのコミットをしたところ、フックしてJenkinsのビルドが走った。
参考:
- Subversion と Hudson の連携−その2 Subversion リポジトリのコミットをトリガにソースをビルドする - Natural Software
- 2008-06-03 - 負けないように頑張る日記
全体を通した参考
とても参考になりました。ありがとうございます。