環境
- OS:Windows Server 2003 R2 32bit のサーバ
- Active Directoryを構築済で、ドメインコントローラーは当サーバのみ
- バックアップソフトとして、Backup Exec 12.5を利用
流れ
ドメインコントローラー名の変更方法
マイクロソフトサポートオンラインで紹介されているもののうち、「Netdomツールを使用してドメインコントローラの名前を変更する」を採用。
なお、今回の環境の場合はドメインコントローラが一台のため、「3.〜完了するのを待ちます」は待たなくても問題ありません。
注意点は以下の通りです。
- 文中にあるコンピュータ名はFQDNのようなので、ローカルのActiveDirectoryの場合、「<コンピュータ名>.domain.local」と指定。
- NetdomツールはWindowsサポートツールのインストールが必要(ありかは上記KBに記載)
- Active Directoryに参加しているコンピュータは起動中でも問題なし。TechNetにも接続を切断させなくて良い旨の記載あり。
Backup Exec 12.5 の設定変更
上記1.での変更はBackup Exec 12.5へは自動反映されないため、手動で対応。
*対応しない場合、サービスが起動しないため、メディアサーバーへの接続ができなくなり、バックアップが不可に。
下記の参考のままですが、バージョンが異なるため、手順を残します。
- BEUtility.exeを実行し、Backup Exec ユーティリティを起動
- パスは、「C\Program Files\Symantec\Backup Exec\BEUtility.exe」
- 警告メッセージは「はい」
- 「コンピュータペイン」から、「認識済メディアサーバー」→「すべてのメディアサーバー」を開く
- 「結果ペイン」から、設定を変更するサーバーを選択し、右クリックから「新規メディアサーバー名の設定の変更」を選択
- 新旧のドメイン名・コンピュータ名を入力し、OKボタンを押す
上記により、Backup Exec に新しいコンピュータ名を認識させることができ、各種サービスが起動します。