Raspberry Pi 2 とWindowsをブリッジ接続にて直接つなぐ

LAN環境のない場所にて、SSH接続でRaspberryPiをセットアップすることになり、どのようにやろうかと考えた時のメモを残します。

 

環境

Windows 7 (以下、ThinkPad)
  • ThinkPad X201s
    • RJ45が1つ、WiFiアダプタが1つ
  • MVNO回線
  • LANケーブル
    • クロスでもストレートでも可

 

Raspberry Pi (以下、RPi)
  • Raspberry Pi 2 Model B
  • Raspbian 2015-05-05
  • 動的にIPアドレスを取得(デフォルト) *1

 

接続方法について

いくつか方法を考えてみました。

  • HDMI接続のモニタやキーボード、マウスなどを使う
    • HDMI接続のモニタがあるかどうか分からない場所だったので、NG
  • シリアルケーブルで接続する
    • そもそもシリアルケーブルを持ってないので、NG
  • ThinkPadDHCPサーバーを立てて...
  • ThinkPadとRPiをブリッジ接続
    • LANケーブル一本でいけそう (ストレート/クロス、両方とも所持)

 
ということで、一番手軽そうなブリッジ接続をすることにしました。

 

流れ

Raspberry Pi 2 のNICの確認

Wikipediaなどに比較表があり、Raspberry Pi 2のNICの型番は、LAN9514のようでした。

 
データシートを読むと、

Integrated 10/100 Ethernet PHY with HP Auto-MDIX Datasheet LAN9514/LAN9514i - microchip

と、Auto-MDIXであることから、LANケーブルはストレートケーブル/クロスケーブルのどちらでも使えそうでした。

 

RPi起動前の配線
  1. WiFiThinkPadとGP01をつなぎ、インターネットに出れるようにしておく
  2. LANケーブルでThinkPadとRPiを物理的につなぐ

 

ThinkPadでブリッジ接続の設定

ブリッジ接続のやり方については、いろいろとWebにありました。例えば、以下などを参照して設定します。
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(その1)SSHでのログインまで | 株式会社インデペンデンスシステムズ横浜

 

RPiの電源ON

起動して、IPアドレスが割り振られるのを待ちます。

 

RPiのIPアドレス確認

以前のセットアップ時に使用した、SoftPerfect Network Scannerを使ってIPアドレスを確認します。

 

RPiにSSH接続

接続できればOKです。

*1:環境を何度も壊しているうちに、固定IPアドレス設定をやめてしまいました...