#agileshinano #glnagano Agile Jam in ながのに参加しました

8/24にギークラボ長野で開かれた「Agile Jam in ながの」に参加しました。
Agile Jam in ながの - connpass

 
平日夜に開催されているワークショップの拡大版で、複数のスクラムマスターの方々からお話を直接聞けるなど、とても有意義なイベントでした。

以下、簡単なメモです。

 
目次

 

オープニング・セッション

@shigeshibu44さん、@chinoppy0727さん

隣の方々と自己紹介をしました。

その時の手法が Moving Motivators で、自分のモチベーションがどこからやってくるのかを伝えるものでした。
Moving Motivators (CHAMPFROGS): Intrinsic Motivation Game - Management 3.0

 
自分は 好奇心熟達受容 を選びましたが、他の方々の内容を聞いて「そういう考え方もいいなー」と感じました。

そのため、Moving Motivatorsは

  • 自分の志向について、振り返りしやすい
  • チームビルディング時に、メンバー間でお互いの志向が知りやすい

など、とても良いツールだなと感じました。

 

セッション1

@itoyama_yuukiさん

全社ウォーターフォールの中、1つのプロジェクトをスクラムで始め、2年後にはほぼ全社スクラムになった流れを伝えてくださいました。

アジャイルはじめの一歩」について考えたりすることもあるので、どれも印象に残ったセッションでした。

  • スクラム導入のために
    • スクラム説明会をやる
      • 各自の役割を伝える
      • スクラムガイドを使って説明する
      • 何度も伝える
      • 自分から社内勉強会を開く
      • スクラムランチやSlackのチャンネルなど、誰もが相談しやすい環境を作る
    • 新規プロダクト or 区切りの良いところから導入する
      • 途中から導入するのは難しい
      • 既存の開発手法を無視すると宣言して始めた
        • 膨大なドキュメント作成への注力をやめる
        • 会社に受け入れる土壌があり、組織的なバックアップもあった
      • 途中から開発モデルが定義され、スムーズに
  • スクラムのプラクティスのうち、取り入れられるところがあれば取り入れる
    • 振り返りだけでもやってみる
    • 定例を開き、みんなで集まって話す
  • スクラムまわり
    • スクラムのイベントには時間を使う
    • 開発チームに対しては、リモートでスクラムをやっても問題ない
      • スクラムのイベントには、Zoomなどを使う
      • PO/SMがリモートだと難しいことかもしれない

 

セッション2

@massa142さん、@moon_in_naganoさん

資料:スクラムの現場 - slideship.com

 
セッションで一番印象に残ったのは

  • スクラム = 現状把握のためのフレームワーク
  • スクラムで大事なことは、透明性を担保すること
    • 開発に必要なものは、社員・業務委託に関わらず自由にアクセスさせる
    • 議事録を作り公開する

です。

その他は以下です。

  • スクラムのコミットメント
    • プランニングで計画を完了させるために最大限努力する
      • これがコミットメントだと、みんなの認識を合わせる
  • 見積もり
    • 工数ではなく、やることの相対的な大きさ
      • 基準チケットの何倍かかるかを見積もる
    • チケットの精度を高めるより、ベロシティが安定することが大事
      • 精度よりも、技術的な話をするのに時間を使う
  • ホワイトボードに問題点を書くことで、チーム vs ホワイトボードという構図にする
    • 個人の問題ではなくチームの問題にする
  • とりあえずやってみる
    • 分からないものについては議論しない
    • やってみた経験・学びを次に活かす
  • ポジティブ思考でやっていくの大事
    • KPTのProblemを歓迎する
  • アジャイルは、ウォーターフォールと対立するわけではない

 

ワークショップ

参加者で話し合いたい内容を挙げて、その内容について2つのテーブルに分かれて話し合うというワークショップでした。

スピーカーの方々へのQAやお互いの意見交換を行い、最後は模造紙にまとめ、ギークラボ長野の壁に張り出しました。

クロージングでは、スクラムのイベントについての紹介もありました。
Regional Scrum Gathering® Tokyo 2019

 

懇親会

場所を懇親会会場を移して、スクラムマスターの方々を交えて

などを行い、楽しい時間を過ごせました。

雰囲気です。

 
最後になりましたが、企画・運営・参加をされたみなさま、ありがとうございました。

*1:お酒が入っていたので、記憶があやしい...