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デブサミ2016の二日目に行ってきました #devsumi

イベント

2/19にデブサミ2016に参加してきました。
Developers Summit 2016 - Hack the Real

今年もセッション資料は以下にまとまっているようなので、ここでは自分の感想やメモを残しておきます。誤りがあったらすみません。
デブサミ2016、講演関連資料まとめ:CodeZine(コードジン)

 

会場まわり

今年も参加者の受付レーンが複数に分かれていて、スムーズに通過できました。

ただ、所持していた参加証のバーコードが、受付時はスキャンできたのに、セッション会場入口ではスキャンできないアクシデントがありました*1

それでもこのような例外処理も手馴れているようで、係のかたに相談したところスムーズな連携にて事が進みました。結果、受付のプリンタから参加証の再印刷となり、その後のセッション会場入口ではいずれも問題なくスキャンされました。ありがとうございました。

 
あと、セッションごとの紙のアンケートがなくなっていたり、ジョブボードがあったりと、いろいろと変化していると感じました。

   

【19-B-1】情シスの中のアーキテクト ~ソフトウェアアーキテクチャを超えて~ (和智 右桂さん)

資料: (見つからず)

SI側からユーザ企業側への転身という経歴から、両方の立場からの内製化に関する経験のお話が聞けるのかなと思い、参加しました。

セッションでは

  • 内製化におけるやってはいけないパターン
  • 内製化はユーザ企業にとってチャレンジングであるということを意識する
  • 結局は覚悟と人に関する話になる

あたりが印象に残りました。

 

【19-B-2】やっと語れる!Windows 10 Mobile & UWP アプリ 最新情報 (高橋 忍さん)

資料: (見つからず)

去年MADOSMAを手に入れたので、Windows 10 Mobile & UWP(Universal Windows Platform) アプリまわりをいろいろとやろうと考えていました。ただ、Windows Phoneまわりの歴史やUWPはよく分からず、どうしようかなと思っていました。そんな中、このセッションでそこらへんが効率よく情報を得られそうだと考えて参加しました。

まずWindows Phoneの歴史の解説でした。当時の相当な苦労がしのばれるとともに、MADOSMA以降のいい話がとても印象に残りました。また、自社にとってあまりプラスでない話を外部の大きなイベントの場でできる、そんなMS社内の雰囲気の変化もなんとなく感じました。

続いて、Continuumの話になりました。Phoneの画面をモニタ出力してUWPアプリを動作させていました。UWPアプリ限定ですが、Phoneだけあれば十分な機会もあるかと思うので、これはこれで便利そうでした。

また、UWPアプリはRaspberryPiでも動作するとのことなので、やはりそろそろ手を出さないとと感じました。

 
あと、個人的に有意義だったのは、Windows10 MobileにおけるカーブフリックのTipsやワードフロー入力のデモでした。まだまだカーブフリックは使えていないのですが、

  • 「た」の位置からの斜めフリックで、が入力される
  • 濁点は、対象の文字から時計回りの位置に出現する

というTipsにより、小さいことだけど悩んでいたことが解決したので、ありがたかったです。

 

【19-C-L】Web開発者ならおさえておきたい「常時SSL/TLS化の実装ポイント」(平賀 巌さん)

資料:【19-C-L】Web開発者ならおさえておきたい「常時SSL/TLS化の実装ポイント」

軽食をいただきながら、セッションを受けました。

OCSPステープリングやPublic Key Pinning、CipherSuite設定など、耳慣れない単語がいくつも得られたので、それらを調べて復習しようと思います。

自分が参加した中ではこのセッションだけ撮影NGセッションでした。資料に細かい字で作り込まれていたので、もし資料非公開だとすると何だか残念な気もしました。

2016/2/25 追記

資料が公開されていましたので、リンクを追加しました。

2016/2/25 追記 ここまで

 

【19-C-3】今日の習慣が明日をつくる~よりよい技術者を目指して~ (佐藤 太一さん)

資料: 今日の習慣が明日をつくる~よりよい技術者を目指して~

技術者の良い習慣というものに興味があったため参加しました。

最初に「仕様書とコードを、大量に読んで、書いて、捨てる。ショートカットはない。」旨の説明があり、その後はそれに対する具体的な例が挙げられていきました。

標準ドキュメントとしてRFCが挙げられたときは、必要な時につまみ食いでしか読めてない自分にはつらい内容になるのか焦りました。ただ、それ以降は習慣づけるためのTipsが並び、最後の「無理せずやっていきましょう」でホッとしました。

個人的には

  • おすすめRFC
    • RFC2119やRFC7231を起点とするRFC
  • コードを高速に読むための方法
  • 一人砂場プロジェクトをやる
    • 毎日少しずつ書いていって、「もうダメだ捨てよう」が最高の瞬間

あたりが印象に残りました。

 
今の自分の立場に置きかえると、Djangoの公式ドキュメントに目を通し、気になった部分は手を動していくところから始めようと思いました。

 

【19-C-4】事業に貢献する顧客開発とその成長の仕組み作り~これからのエンジニアに必要とされるスキルとは~ (三木 雅之さん)

資料: 事業に貢献する商品開発と その成長の仕組み作り ~これからのエンジニアに必要とされるスキルとは~

ジャストシステムといえばATOKというイメージだったのですが、セッションの紹介文を読むと複数手がけていたので、それらが気になって参加しました。

実際はBtoBとBtoCの売上構成比がほぼ半々であることに驚き、意図して複数事業を手がけているのにも驚きました。そして、それを可能にするための施策として、

  • 何を作るのか (価値創造力)
  • どう作るのか (技術力)

を分業せずに商品作りをするという点が印象に残りました。

あと、訴求ファーストということで、心が動くかを考えてチラシやキービジュアルから作り始めるというのも面白いと感じました。

 

【19-E-5】生きる (平栗 遵宜さん)

資料: (プレゼン資料見つからず)

ここ一年くらい、生きることについてもやもや考えたことがあったため、タイトルだけ見て参加を決めました。

最初のほうではLTのようなノリで笑いをガンガン取って引き込んでいって、後半のシリアスっぽい展開で目が離せないというセッションの流れでした。

印象に残ったのは

  • マネージャーとしてどのように動いたか
  • 動いた時に抱えていた気持ち

というところです。かなりの信頼関係がない限り、なかなかマネージャー側から発言の裏の気持ちを聞き出すのが難しいため、貴重な内容でした。

あとは、

  • おじさんの悩み
  • 家族について

などのあたりもいろいろと響く内容でした。

あの雰囲気をうまいこと文字には起こせそうにもないので、ライブで聞くことができてよかったと思っています。

 

【19-A-6】アジャイル開発(GINZA) (野口 大輔さん)

資料:アジャイル開発(GINZA) / れぐたん さん - ニコナレ

アジャイルについての話も興味深かったですが、それ以上に、

  • マネージャーの振る舞い
  • マネージャーとしての楽しみ
  • 厳密さ(型)を捨てる勇気
    • 型を守ることへの執着は意味が無い、基本であり全てではないため

などが参考になりました。

 
話はちょっとずれますが、午後3セッションは全部内容が違うのだろうなと思っていましたが、意図しない形でマネジメントに関する話をそれぞれの方から連続で聞けたのも良かったです。

 

【19-D-7】3Dプリント×Python ~コードからアプローチする3Dプリンティング~ (和田 拓朗さん)

資料:3Dプリント×Python ~コードからアプローチする3Dプリンティング~

身近で3Dプリンタの姿を見たり、最近Pythonを触っていたりするので、その組み合わせが気になって参加しました。

最初は3Dプリンタに関する基本的な説明がありました。金型では作れないものも作れるという話やサポート材除去の苦労話に共感していました*2

中盤から3DCGソフトや3DCADソフトのAPIPythonから叩くデモになり、本当にコードでモデリングできていたので、良さそうでした。

紹介のなかったCADはどうなんだろうと後で調べてみたところ、例えばSolidWorksの場合はC#などのMicrosoft系言語で叩けそうで、このソフトウェア界隈はAPIがあるのが当たり前なのかなと思いました。
2016 SOLIDWORKS API Help - Welcome

あと、

あたりも地味に気になりました。

 
最後になりましたが、今年も貴重なお話をいくつも聞くことができ、デブサミの関係者の皆様、ありがとうございました。

*1:受付はCCD式のバーコードリーダー、会場入口はレーザー式のハンディターミナルでした。レーザー式の方が読取精度は上な気がするので、型番覚えておけばよかった。

*2:3Dプリントしたものの大きさと、サポート材を除去するのに苦労する時間について、その関係が指数関数的になるのはどこも同じなんだなぁという点で...。