DjangoCongress JP 2019で発表するまでの準備を振り返ってみた #djangocongress

前回書いた通り、DjangoCongress JP 2019にて発表しました。
DjangoCongress JP 2019

 
去年も同じようなことを書いたのが、当時の様子を振り返るのに役立ったため、今年も残しておきます。

なお、CfPを出した時点の、自分のスペックは以下の通りです。あまり去年と変わってないです。

  • Blog書いているので、文章を書くのは苦にならない
  • 人前で話すのは苦手、特にアドリブがダメ
  • 勉強会でのLTは経験あるが、毎回やっても緊張が解けない
  • 45分のトークは、1年ぶり

 
目次

 

CfP

次のようなCfPを提出しました。

対象レベル:
初級〜

対象者:
Djangoでメールを送信したい方
Djangoでのメールテストにお困りの方

詳細:
以前に比べて各種SNSが利用される世の中になってきていますが、まだまだメールは健在です。

Djangoでは標準機能として、メールの送信が用意されています。そのため、settings.pyに設定を行うことで簡単にメールを送信できます。

一方、設定が漏れるとメールが送信できないなどの問題が発生します。

また、テスト環境でメールを送信する場合も、本番環境の設定をそのまま使うと、テストメールの誤配信が発生するおそれがあります。

この発表ではDjangoが標準で用意しているメールまわりの機能をお伝えし、標準で用意されている機能の再発明を防ぎ、開発時にメールまわりで困らなくなることを目指します。

話すこと:

- Djangoのメール機能
  - send_mail()関数やEmailMessageオブジェクトなど
- Djangoのメールバックエンドを自作する方法
  - 例:console.Backendを拡張し、MIMEエンコードされないSubjectを追加で出力する
- Djangoのメール機能を使った時のテストコード
  - django.core.mail.outboxを使った確認
- 管理者用設定でのエラー通知
  - ADMINSやMANAGERSなどを使った通知機能について
  

話さないこと:
- SendGridやAWS SESなどのメールサービスを使う場合の詳細やTips

 
3/4に投稿し、3/8に採用のメールをいただきました。

 

発表方法の調査

去年は Marp というツールで書きました。

今年も使いたいなと思い Marp のサイトを見たところ、

とのことでした。

とはいえ、本番まであまり時間がなく、何か詰まったら危ない感あったので、今回もMarpで書くことにしました。

 

プレゼン小道具の準備

スライド切替器は、昨年同様 R400t を使いました。念のため、予備の単4電池 x 2本も持参しました。

時間配分表も用意しました。カウントダウン・カウントアップの両バージョンです。

ただ、後述の通り、時間配分感覚を前日夕方までつかめていなかったため、手書きで用意するハメになりました。

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スライド作成・プレゼン練習

流れ

去年の経験より、プレゼンの練習期間として最低1週間は確保する必要がありました。

そのため、GW明けの完成を目指して作業を進めました。

今回、元となる自分のBlog記事がありませんでした。スライドを書きながらネタ出しすることも考えましたが、

  • 最初にネタをすべて出す
  • 後から削る

とした方が楽そうでした。そこで、ネタとなる機能をすべて実装したアプリを作ることから始めました。

その結果

  • GW:だいたいの実装を終える
  • 5/7頃:スライド初版完成

となりました。ただ、この時点のスライドはBlogの延長のようなもので、発表に耐えられるものではありませんでした。

 
次のマイルストーンは、5/14の社内プレゼン練習です。

初版からある程度削った状態でしたが、47分半くらいかかってしまいました。

ありがたいことに、練習後同僚にスライドを1枚ずつじっくり見てもらえました。中でも、「メールの文字コードについては、今はそんなに問題にならないだろう」と判断できたことが大きかったです。

これにより、文字コード部分はAppendixへ移動でき、何とか5分くらい削減できました。

 
5/16に2度目の練習があり、そこでようやく「あ、いける」という感触をつかめました。

 

プレゼン練習で注意したこと

過去の経験から、自分はアドリブ要素が増えるとプレゼンが不安定になると感じていました。

そのため、プレゼン練習もなるべく本番と同じ環境になることを目指しました。

具体的には

  • スクリーンと演台、発表位置を本番に合わせる
    • スクリーンの向かって右側に立つ、等
  • マイクを持つ
    • 後半になるにつれ、マイクが口から離れていくことが分かった

としました。

 
また、練習では同僚の時間をいただくので、有意義な時間になるよう「自分では気づきにくいこと」を見てほしい点として事前に伝えました。

こんな感じです。

  • 分かりづらい表現があるか
  • 説明に過不足があるか
  • 図解してほしい部分はあるか
  • 発表者のしぐさで、気になる部分はあるか
  • 眠くなったのはどこか

このおかげか、ありがたいフィードバックをいくつもいただけました。

 

前日

当日余裕がなくなりそうなので、有給とって前日入りしました。

また、去年は

書籍「理系のための口頭発表術」に、「発表練習は前日夜にはやらない」と書かれていたため、前日朝を最後に練習はやめました。

でしたが、時間配分の把握がイマイチできていなかったため、夕方に1度行いました。

 
夜もどうしようかなーと思っていたところに、別のやることができたため、追加の練習は行いませんでした。

別のことで気分転換できたこともあり、ゆっくり休めました。

 

当日

朝会場近くにいるし時間には間に合うだろうと思いましたが、進む方向を間違えました...。前日のうちに、一度下見をしておくべきでした。

 
幸い大事には至らず、無事に会場入りできました。

 
会場入り後も相変わらず緊張感あったので、お昼休みは会場で

  • ゼリー飲料 2個
  • ベーグル 1個

を食べて過ごしました。

ただ、ゼリー飲料2個はちょっと多かったようで、発表直前までお腹が重くてつらくなることに...

あとは、 @moon_in_nagano にうながされて、緊張をほぐすために会場をうろうろしてました。

 
発表は時間配分表を見ながら進め、3分くらい残して終わったようです。

発表中の様子はどんな感じだったのか覚えてないですが、前半早口・後半持ち直したようです。

発表が終わってからは、しばらく出がらし状態でした。

 

まとめ

自分向けにまとめておきます。

  • 前回準備したことを残しておくと、振り返るのが楽
    • 前回の反省を活かしやすく、経験値もたまりやすい
    • 場数を踏むことで、苦手意識を少しずつ減らせる
  • スライド作成は1週間前までに終わらないと、発表練習の余裕がなくなる
  • 発表練習は、他の人に聴いていただけるとより効果が大きい
  • 前日入りしたら、会場までのルートを把握しておく

 
去年・今年の経験より、発表すると得るものが多いことから、苦手だからと逃げるのはもったいないと感じています。

そのため、機会をいただけたら発表できるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。

最後になりましたが、スタッフの方々や会場提供のサイボウズさんをはじめ、いろいろとありがとうございました。